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ある日の自分観察日記① 愛しい人に思うこと



いつも強がりを言う あなた

ぶっきらぼうに
ギザギザな言葉をぶつけて

精一杯カッコつけて

いつも
皮肉なため息を吐いている


「僕はモテるのさ」

「ほかの男とは違うんだ」

「言い寄ってくる女が 絶えないんだよ」


こんなことを言われると
ついクスッと笑ってしまう私

でもそれは
嘲笑いなんかではない

可愛いひとね、って思う


母性本能がくすぐられた感覚の
愛しい笑い

黙ってなにも言わずに聴く

ただ ただ 
かわいいなと思いながら
笑顔で聴いている

つまらないなんて思わない

もっと話してよ、と思う

「あなたのその強がりは
弱さの裏返し」

「でもそれは
あなたの魅力でもあるのよ」

そう 心の中でつぶやく


劣等感こじらせたまま 逃げても

あなたは
悪人にも 聖人君子にもなれない
平凡な ひとりの男

そんなことわかりきってるんだから

もっと弱みを見せてくれていい

私の胸で泣きながら

眠り込んでも かまわない


そんなあなたを 私は憎めない

いろんなものが捻じれて

ひっくり返って

もがいてるみたいだけど

その理由が
なんとなくわかるから

強がるのはもうそろそろ

おしまいにしましょうよ




※本記事は、約15年前に書いた自身の詩を、一部加筆修正したものです。


最後に、「私にとって愛とはなにか」をいつも考えさせられる、お気に入りの歌をご紹介します。


「強がりはよせよ」研ナオコ
作詞・作曲/中島みゆき



「愛さずにはいられない」加藤登紀子
作詞・作曲/加藤登紀子



「あなたの愛になりたい」辛島美登里
作詞・作曲/辛島美登里




ここまでご覧くださり、ありがとうございましたm(__)m

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