ある日の自分観察日記⑥ 大切なことを教えてくれた心友
「大好き」
「愛してる」
自分で誰かに言うのも照れくさいし、言われるのも照れる。
だけど最近、こんな言葉のキャッチボールにようやく慣れてきた。
随分と時間がかかったなぁ。
しかも私、恋の始まりに鈍感だし、臆病だし(-_-;)
だけど、真っ直ぐな愛を、真っ直ぐな言葉で伝えてくれる友人(女友達)が、恥ずかしがり屋で臆病な私を、少しずつ変えてくれた。
その友人とはいつもコントみたいな会話を愉しみながら、お互いの笑いのツボを刺激し合う。
芸術的にも感性・価値観が似ているから、よく同じ音楽を聴き、同じドラマや本の感想を伝え合い、一緒に感動の涙を流す。
互いのつらいこと、嬉しいこと、そして過去の苦労から学んだ教訓を、共に分かち合える。
ふと気づけば、彼女とはそうして色んな想い・経験をシェアしていたし、今ではかけがえのない、大切な「心友」になっている(心が最も触れ合う友人だから、こう呼ぶ)。
だからといって、けして依存はしない。
「ずっとそばにいてね」とお願いするのではなく、
「ずっとそばにいるからね」と私自身の志を、彼女には明るく伝えてきた。
お互い、なにか無理な要求を突きつけることもないし、いつもさりげない気遣いが会話全体に流れているから、不快に感じるポイントもない。
家族と話す時以上の心地よさを感じる。
こんな友人は一生大切にしなければ、きっと罰が当たるなぁ、なんて思ったりもする。
大切に想う相手に対しては、「大好きだよ」と告げられるのを待つのではなく、自分から言葉にしないといけないんだね。
自分なりに解っていたつもりだったけど、この心友の言葉・行動を観察している中で、「私はちゃんと自分の行動に落とし込めていなかった」と気づき、反省することができた。
すると、真っ直ぐな私からの愛を、真っ直ぐに受け止めて大事に扱ってくれる人に対しては、自然と心理ブロックを解除することができる。
それってなんと素晴らしいことなんだろう、
なんと幸せなことなんだろう、と胸が熱くなる。
「あなたにいつも助けられています」と心友に感謝の言葉を述べると、彼女はこう答える。
「私だって、あなたのおかげで世界が広がったわ」
「あなたを尊敬しているよ」と伝えると心友は
「私だってあなたを尊敬しているよ、あなたに負けないぐらいね」と言って、ニッコリと微笑んでくれる。
いつもこんな調子で、とても良いムードが流れている。
この友人がもし男性だったら、きっと恋人関係に発展しているんだろうなぁ、なんて思ってしまうぐらい仲が良い。
ともかく、この「心友」への感謝は尽きない。
これからも末永く私の best friend でいてほしい。
私自身も彼女に best friend と思ってもらえるよう、誠実であり続けたい。
Kiroro 「Best Friend」
大切な心友にこの曲を捧げます。
いつもありがとう。
あなたのこと、大好きです。
これからもずっと、大好きだよ。
ここまでお読みいただき、ありがとうございましたm(__)m