「好き」を言語化する技術
みなさんには " 推し" はいますか?
推しのすばらしさを語りたいのに「やばい!」しかでてこない
推しを語る事は、自分の人生を語る事
私もたくさんの、推し、好きな物、たくさんありますが、なかなか共通の物のオタクの友だちと絡むことができません。
情報の差異や、熱量を考えてしまって相手に同意するしかできないのです。
そうDVD鑑賞会をしても、きゃー!!!と叫ぶだけ、やばい、と泣くだけ
語彙力皆無です。
何ならこのnoteを書く前に出合いたかった本ですね笑
「他人の言葉と距離を取ろう、自分の言葉を作ろう」
この本には「これ」が詰まっています。
映画を見た後、理解できなかった時、私がよくやってしまうのは、他の方のレビューを見る、です。
すると、なるほど!そういう見方もあるのか!と驚かされることだらけです。
これは完全に、その作品を他人の言葉を借りて、自分の感じた想いなどゼロの思い出が出来上がります。(あたかも自分がそう感じたかのように…)
きっとここなんだと思います。
まず、自分の言葉で、思った事を書き出す。
好き、を言語化ってめちゃくちゃ難しいなと思いました。
これって、私がよく読む心理学の本にもつながるものがあると思って、きっと自分の好き!を言語化できる人は自分の感じるいろいろな感情もしっかりと相手に伝えることができているのでは? と。
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推しを語る前の準備
「感動=やばい!」しか言えなくなる。
「推しを見て感動した」、その先の言語化ができない。
それは、感動が脳内ですぐに言語化されないのは当たり前の事なんです!
と、かかれております。当たり前なら難しいよね(˙꒳˙ )
また、この本の好きな言葉に、「自分の好きな物や人を語ることは、結果的に自分を語ることでもあります」
本当にそうだなと思いました。自分を作っているものは人生で出会った人、物、出来事、でできているからです。
1つずつ、とまで言わずとも言語化出来たら、自分を相手に伝えることができたなら、すぐにその人とうち溶けることもできると思います。
またメモして読み返したら、あの頃好きだった感動したあの場面が、再び自分を鼓舞してくれる自分の宝物になるな、と思いました。
感動ポイントを「細分化」すべき理由
心を動かされたところを具体的に挙げるうえで注意して欲しいのが「細かく」挙げること、細かければ細かいほどいいらしい!!
それは、感想のオリジナリティは細かさに宿るからです。
それは「どこが」どうだったのか、を細分化してそれぞれ言葉にしていく作業なのです。
推しの「あのセリフ」が響いた
推しの「衣装」がよかった
推しの「こんな振り付け」がかっこよかった
これに付随して、どうしてその感情を抱いたのかを考える。
するとどうでしょう!すごくよかった!のみだった、小学生並みの感想文が、一気に自分の特にここがこのように!とオリジナルが入るのです。
これだけでも十分言語化できていると私は思いました( ・ᴗ・ )
後半には、この本を書かれた方の厳選された文章の数々が乗っておりましたが、この本を読み終わった後に読んだその文章のすばらしさたるや。
あ、こうやって小説って吸い込まれていくんだと感じました。
簡単なnoteのまとめにも使っていきたいと思います!
では!
いも
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