ギター弾きの五線譜の読み方
五線譜は固定ドの考えが元になってます。
ハ長調以外の場合に、調号がつくことになっていて、それが読譜を難しくしています。
気楽にカポやポジション移動で移調できる楽器の場合には、五線譜を移動ドで読むことが必要です。
黒鍵白鍵がある楽器(ピアノやライアー)では固定ドで読むべきですが、ギターなどでは五線譜を移動ドで読むことが必要です。
五線譜の左端に調号といって#や♭がいっぱい書いてある場合がありますが、ギター弾きとしてはこれは無視していいです。
調号は、ハ長調の鍵盤でそれ以外の調のスケールを弾くときに、どこで黒鍵を使うべきか、のためにあります。 もともと黒鍵の概念がないギターには五線譜の左端にある調号は無視してかまいません。
その代わり、各調でのドレミの運指を覚える必要がありますが、5弦ルートと6弦ルートだけ覚えればいいので二種類です。
読み方は、ごく簡単で、keyの音をドとして単純にドレミファソラシドと重ねるだけです。
ミとファの間が半音になるのはどうするの?と疑問が湧きましょうが、それをうまくやってくれるのが左端の調号です。
ショパンの仔犬のワルツなどは、key of Dbで、調号はフラット5つで、ピアノを練習している人のやる気を削ぐ譜面になってますが、ギター弾きなら1カポするだけです。
そもそもピアノ弾きが各調でのスケール練習をやらずに弾こうとするから調号を見なくてはならないだけで、ピアノ弾きも最初にDbのスケール練習をやってからなら、調号など無視できます。
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