半径500mのワンダーランド(新宿編)
新宿のとある地下道、真夏の昼下がりなのに誰もいなかった。
地上は鋭いほどの日差しの中、たくさんの人が行き交っているというのに
快適な地下空間には静けさが蔓延していた
ほのかに薄暗い地下通路は無人の廃墟のようにただただ蛍光灯の光だけが煌々と照らしていた。
近未来をずれた時間軸を垣間見たような錯覚に陥るほどだった。
そこは地上の喧騒も暑さ届かず快適のようでありすぐさま通り過ぎてしまいたいようなゾクゾクとする背中を感じながら無人の通路を駅に向かってあるく。
第一通行人発見、ようやく現実に戻れたような安心感
階段降りて階段登って眼の前の通路に繋がるのかなぜそこに鏡を・・・。
人を拒絶する三角コーン第二通行人発見
微妙な傾斜は異空間へいざなう
終わりの始まりは安堵感と緊張感これからまたあの喧騒にもどる
振り返るとそこには無人の通路と人を拒む三角コーン
第三第四通行人はもうこの空間から脱出
まだまだ続くがこの辺で一旦小休止無人の通路で思考を麻痺させられる
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フリーランスカメラマンのCharly Bird MUFFINです。
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