2021衆院選新聞調査(3)読売新聞
※2021年11月6日にCharlieInTheFogで公開した記事(元リンク)を転載したものです。
第49回衆院選の翌日付の朝刊版建てを記録する連載。第3回は読売新聞です。
あくまで「自民 単独過半数」
読売新聞は大阪本社版が17版◎、17版、16版、15版、西部本社版が17版、16版、15版、14版の計8個版を入手しました。他紙と違い、開票の進捗に応じて主見出しを変えることはなく、あくまでも「自民 単独過半数」で貫きました。岸田政権の事実上の勝敗ラインと報じられてきた基準に達するかどうかが最重要であり、あとはどこまで増やそうが見出しには踊らない、という判断なのでしょうか。
硬派は「氏」、軟派は「さん」
版建てとは違うトピックですが、朝日新聞や毎日新聞とは違う特徴として挙げられるのが、候補者につける敬称です。新聞業界用語で総合面や政治、経済、国際面は「硬派」、社会面などは「軟派」と呼ばれますが、硬派面では「氏」、軟派面では「さん」と使い分けられています。