イスラエル・UAE国交正常化合意、14日朝刊の掲載状況
イスラエルとアラブ首長国連邦(UAE)が国交を正常化することで合意したと、トランプ米大統領が8月13日深夜(日本時間)にツイッターで明らかにし、14日未明(同)にホワイトハウスも発表しました。14日に行った神戸新聞地域版調査のついでに在阪全国紙の14日付朝刊も見ましたので、反映状況を確認します。
ここで経過を確認しておきましょう。トランプ大統領のツイッター発表は13日午後11時50分でした。
また、共同通信の速報は14日午前0時37分ごろでした。
では14日付の掲載状況です。
朝日新聞
「13版」「14版」は掲載がなく、最終版「14版△」では1面トップに本記、国際面にイスラエルとアラブ諸国の関係についてこれまでの経緯をまとめたサイド記事を掲載しました。
本記は見出しが「イスラエル・UAE、国交樹立/トランプ氏発表、数週間以内に署名」で、クレジットは「ワシントン=渡辺丘」。トランプ氏の発表を写したAP電写真と、地図が併載されています。一方、国際面サイドは「中東の勢力図、転換点か/イスラエル・UAE、国交樹立」の見出しでクレジットは「エルサレム=高野遼、ドバイ=高野裕介」。1月のトランプ大統領とイスラエルのネタニヤフ首相の記者会見写真を掲載しています。
各版の販売地は次のとおりです(最寄り駅で表記で、特記なき限りJR駅。以下同じ)。
「14版△」=大阪、尼崎、阪急宝塚
「14版」=三田、相野(三田市北西部)、姫路
「13版」=篠山口(丹波篠山市)、市島(丹波市)、和田山(朝来市)、寺前(神河町)、福知山
毎日新聞
平時の最終版「14版」では掲載がなく、追っ掛け版の発行も確認されませんでした。
各版の販売地は次のとおりです(姫路は失念)。
「14版」=大阪、尼崎、阪急宝塚、三田、相野
「12版」=篠山口、市島、和田山、寺前、福知山
読売新聞
最終版「14版」は1面、折れ目の位置に「イスラエル・UAE国交、米発表」の見出しで掲載。文章のみで、クレジットは「ワシントン=蒔田一彦、カイロ=上地洋実」でした。セット版地域の「13S」、統合版地域の「13版」には掲載がありませんでした。
各版の販売地は次のとおりです。
「14版」=大阪、尼崎、阪急宝塚
「13S」=三田、相野、姫路、福知山
「13版」=篠山口、市島、和田山、寺前
日本経済新聞
日本経済新聞は2面が「14版」のもので同面に「イスラエルとUAE/国交正常化で合意/トランプ氏発表」の記事が掲載されました。文章のみでクレジットは「ワシントン=永沢毅」。それ以外は掲載がありませんでした。
各版の販売地は次のとおりです(福知山は売り切れ)。
1面「12版」2面「14版」1社面「★13版」=大阪、尼崎、阪急宝塚、三田
1面「12版」2面「12版」1社面「★13版」=相野、姫路
1面「12版」2面「12版」1社面「☆12版」=篠山口、市島、和田山、寺前
産経新聞
産経新聞は、平時の最終版「14版」の2面を差し替えた「14版☆」が発行され、そこで「イスラエル・UAE正常化/トランプ氏、合意発表」の見出しで文章のみの掲載でした。クレジットは「カイロ=佐藤貴生」です。ほかは掲載がありませんでした。
各版の販売地は次のとおりです。
「14版」(2面を「14版☆」に差し替え)=大阪
「14版」=尼崎、阪急宝塚、三田、相野、姫路
「13版」=篠山口、市島、和田山、寺前、福知山
その他
天王寺で購入した大阪日日新聞、福知山で販売されていた京都新聞15版はいずれも早版に相当する版なので当然掲載はありませんでした。
※本記事は2020年8月15日にCharlieInTheFogで公開した記事(元リンク)を転載したものです。
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