東京五輪開会式、翌日朝刊の反映状況(一般紙)
※2021年8月5日にCharlieInTheFogで公開した記事(元リンク)を転載したものです。
7月23日、東京五輪の開会式がありました。午後8時頃に始まり、午後11時48分頃にテニス女子・大坂なおみ選手が聖火台を点火して終わりました。翌24日付の一般紙大阪本社版朝刊の反映状況を見るべく、紙面に掲載されている写真の中で最も撮影時刻の遅いものを以て比較してみます。
早版を見ると朝日新聞だけ22時すぎの写真が反映されており、他紙よりも締め切り時間が遅いことがうかがえます。
遅版では日本選手団が入場したあたりの時間でおおむね並びました。最終版も聖火台点火のあたりですが、首相動静の反映状況が分かれています。この日は19:44国立競技場着、20:05開会式出席、24:20赤坂議員宿舎着という流れになっていて(社によって時刻が1分誤差があったり、開会式出席を19:44国立競技場着とまとめて記載したりしている場合あり)、最後の24:20を反映しているかどうかが分かれています。
反映していない毎日新聞と産経新聞の両「14版☆」は平時は発行されない臨時の追っ掛け版であり、「14版」からの更新を最小限にしたのかなと思います。
なおその他に入手している一般紙の最新写真撮影時刻は、大阪日日新聞が20:41頃、京都新聞「17版」が23:48頃、神戸新聞「14版」が23:48頃、奈良新聞が20:04頃でした。いずれも共同通信撮影の写真と思われます。