日本に猛犬はもういない?
猛犬注意という言葉を見かけなくなって久しい。以前は不審者避けに良く使われていた。実際にこの札がある家で飼っている犬を見たら可愛げなプードルだったりすることも多かった。
今は犬の役割が不審者の番をすることではなくなった為、犬が外で鳴いて訪問者を威嚇するということがほぼなくなった。もちろんドーベルマンとか土佐犬とかいかにも強そうな犬を飼っている家には猛犬注意が貼ってあるのかもしれないが。
今どき犬が鳴いていたらクレームの対象。場合によっては警察に通報されるかもしれない。だから人を鳴き声で威嚇する猛犬などいない。そこらで飼い主に抱っこされている犬の何と大人しいことか。声帯の一部除去手術費を行う方もおられる様ですが。
猛犬は日常生活では死語。そのイメージがわかない人もいるかもしれない。というか一般家庭で飼われている犬は愛玩用に進化した動物で、もはや闘犬とか狩猟犬とは別の種族なのかもしれない。
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