clusterの記憶を形に~フォトブックという選択~
こんにちは、主催のるーしっどさんを差し置いて「cluster民と開演する非公式 Advent Calendar 2024」の一日目を担当し、レジェンド認定をいただいてしまったチャーリーです。
少々緊張しますが、よろしくお願いします。
普段はCabin1365というチームで活動をしており、去年のアドベントカレンダーにもそれにまつわる記事を投稿させていただきました。
あえて一日目を選んだのには理由があります。
年末年始で混み合う前に今年一年のclusterでの思い出を、フォトブックにしませんか、というお誘いです。
チームメンバーのmehは毎日、clusterのワールドをあちこち散歩しては『#ゆくゆくあるいて』というハッシュタグをつけてBlueskyに散歩の様子を投稿しています。
これを毎週日曜日に私の方でまとめ、note記事として公開しています。
よろしければご覧ください。
身内びいきと思われるかもしれませんが、とても良い写真が多く、私自身「今日はどんなようすだろう」と毎日楽しみにしています。
さて先日、これらの写真の中から本人が厳選したうえで文章を添え、一年間のまとめとして作ったフォトブックを見せてもらいました。
まず初めに感じたのは「これは絵本だ!」ということでした。
表紙も含めてすべての画像はclusterでの無加工の写真なのですが、添えられている言葉も相まってとても美しい仕上がりになっています。
躍動感のある写真、かわいらしい写真、ゲームや映画のワンシーンのようなもの、また、人ならざるものの美しさ。
そして全体に流れる、どこか物悲しい感じ。
コレクションとして手元に残せたなら、どんなにか幸福だろうと思わずにはいられませんでした。
今回のフォトブック作りに利用したのは『しまうまプリント』というサービスだそうです。
写真データからフォトブックを作ってくれるサービスで、なんと198円からフォトブックを作る事ができるのですね。
mehもちょっとした集まりの時に撮った写真をフォトブックにして配ったりなどしているようで、それなりに好評なのだそうです。
そもそもmehがこのような形でフォトブックを作ろう思ったのには、理由があるそうです。
mehはとあるワールドクリエイターの作品がお気に入りで、いつもその方のワールドを訪問するのをとても楽しみにしていました。
しかし少し前に、突如としてその方はclusterを去ってしまいました。
公開されていたワールドもごく一部を残してすべて消えており、二度とそこに行くことはできなくなってしまったそうです。
『一期一会』という言葉で表すのは陳腐かもしれません。
ですが、どんなに良いと思っていても、いつこのような形での突然の別れが来るかわかりません。
だからこそ『本』という物質の形で残しておきたいとは思いませんか?
cluster関連のタイムラインを見ていると皆さんが気に入った風景や参加したイベントの思い出などたくさんの写真を撮って公開しています。
けれども、どんなに良い絵や思い出であっても、あっという間に他のものに紛れてどこに行ったか分からなくなってしまいがちなのではないでしょうか?
だからこそ年の瀬のこの時期に、今年一年の思い出を残すという意味でのフォトブックを作ってみてはどうですか?
そう、提案させていただきます。
そしてもう一つの側面としては、メタバースをきっかけとしたリアルでの消費活動の新しい可能性になるのではないだろうか、とも思っています。
clusterをはじめとするメタバース周辺では、どうしてもリアルでの消費に結びつくような要素が少なく、結果として企業からの資本投入が圧倒的に少ない、という傾向があるように見受けられます。
それぞれが思い出をフォトブックという形で保存する。
さらに一歩進んで『しまうま出版』というようなサービスを利用して写真集などを販売する。
……というようなことが浸透すれすば、新しい形での需要や経済の循環が起こせるのではないか、と考えています。
素人考えではありますが、フォトブック作成サービスは、年末年始は親せきや友人での集まった時の写真などの需要が、また春にかけては卒業や入学などの学校関係での需要がありそうです。
その前に、今このタイミングで発注すれば、スムーズに手元に届く事が期待できる気がします。
ぜひ、検討してみてください。
さて、明日は改めて主催のるーしっどさんの出番となります。
お楽しみに。