ブシャール・ペールがシャトー・ド・ピュリニー・モンラッシェ入手へ
記事を書きました。
フランスに住んでいて、ワインに詳しくない一般の人に、「ブルゴーニュのワイナリーでご存知なところは?」と聞くと、ルイ・ジャドーかブシャール・ペール・エ・フィスと返事が来ることが多い。それだけ流通量が多いし、歴史と伝統を重んじるこの国の人達の好みにあっている感じ。そのブシャール・ペール・エフィスが変わるようだ。5月後半の地元新聞の分析記事だと、「ブシャールぺーエフィス事実上の解体。管理職の人員整理開始!」だった。「ブシャールペールエフィスの名称・ブランドを売却する可能性あり。買う可能性のあるワイナリーは云々~~。」と書いていた。結局それは否定されたが、1995年のシャンパーニュ・アンリオによるブシャールペールエフィス買収時よりも、今回の方がドラスティックな印象を受ける。栽培醸造責任者は変わらないが、新たな展開があると思う。今までよりも品質が上がるなら、大歓迎だ。