ソーテルヌの新しい展開、辛口がこれからの主流へ
記事を書きました。
ハンガリーのトカイ、ドイツのトロッケンベーレン アウスレーゼと共に、世界三大貴腐ワイン産地として知られているフランス、ボルドーのソーテルヌ。シャトー・ディケムをピラミッドの頂点とし、甘口ワインの生産に特化したこのワイン産地は、21世紀に入って大きく動いています。ワイナリーの所有者も多数入れ替わりました。それ以前の「常識」が通用しない世界となりつつあり、特に高価格帯の辛口ソーテルヌ・ワインが注目されています。以前はフォアグラとあわせる、まったりと重たい感じの辛口ソーテルヌワインが多かったのですが、最近は味わいも変わり、合わせる料理も変わってきています。