『ヴィクトリアマイル』上位人気馬分析
こんばんわ。シャルルです。
好メンバーが揃い、当日のオッズも比較的割れるかな…と思っております。
何せよソダシ、スタニングローズ、スターズオンアース、ソングラインと、1600mのG1で好成績を収めているメンバー。
アートハウスの回避に加えて、メイケイエールも回避と有力馬が2頭回避していますが、それでも豪華すぎるメンバーでまだまだ難しいところです。
では、本題に入ります。
今日の記事は今週末行われる『ヴィクトリアマイル』の上位人気馬分析となります。
現段階予想で用いた全成績・舞台成績・距離成績・近走成績に加えて、データと前走内容を踏まえて上位人気馬の分析を行います。
ここで定義する上位人気馬は、想定(前日)3番人気以内の単勝オッズが1桁台の馬とします。
ということで、『ヴィクトリアマイル』上位人気馬分析、参りましょう。
『ヴィクトリアマイル』上位人気馬分析
人気・単勝オッズはnetkeiba様にて、5月9日12時に公開されているものを使用しています。
想定(前日)1番人気 スターズオンアース 2.1
前走は大阪杯でハナ差の2着。
牡馬混合でG1馬含む重賞で活躍する馬が集ったレースで、牡馬を抑えて上がり最速で差してきて、ジャックドールの完璧なレースに敗れたもののごく僅差まで迫っており、一線級の牡馬相手にも十分すぎるほど戦えており、牝馬限定戦になる今回は、頭一つ抜けているかなと正直思う部分。
単純な能力で言えば、1番人気も納得できるものであり、前走もそうだが、そもそも2冠牝馬であり、3冠のかかる秋華賞もトラブルを乗り越えて差のない3着と世代牝馬最強格の馬。
前走は休み明けで+12㎏と大きく馬体を増やしており、1戦使った上澄みは見込める点も魅力で、前走の休み明けで本格化を迎えた印象もあり、今が一番充実している時期の可能性が高い。
不安材料は距離短縮と出遅れ
トリプルティアラレースを使ってきた関係上マイルは久々となるのが気になっていて、後述する出遅れも影響してここ2戦で後方からのレースとなっており、距離短縮の今回は差し損ねる危険性は高いのでは
出遅れについては、牝馬三冠最終戦の秋華賞で出遅れが響く形での3着からその次走大阪杯でも出遅れていて、2走連続で出遅れをしているため、今回もというのは十分に考えられる。
想定(前日)2番人気 ソダシ 5.4
前走はマイルチャンピオンシップで0.3秒差の3着。
牡馬混合のマイル戦で3着と、スターズオンアースと同様に牝馬限定となる今回、他とは力が違うのかなと。
前走は言語化ができないのだが、漠然とソダシらしくない競馬だったと感じていて、それでも3着に好走。前のほうにいて掲示板にいるのはソダシのみとタフな競馬から力を見せた。
牝馬の中でマイル戦においては最強格にいると思う。
今回は得意なワンターン左回りの東京マイルで、状態が前走と同じであれば舞台適正も踏まえてこの条件はかなりいい。
牝馬相手にはマイル戦で1度も先着を許していないこと、レース自体がリピーターレースであることを考えると、後述する不安材料はあるものの、崩れる未来は正直見えないと。
不安材料は乗り替わり。
レーン騎手に乗り替わりが発表され若干Twitterで荒れたのだが、それは置いておいても乗り変わりは不安。
というのも、追い切りでレーン騎手は一度も騎乗しておらず、当日が初コンタクトとなる。ソダシは今では大人になったなど、精神的な成長が見受けられるが、もともとは結構な気性難であり、同族にメイケイエールがいる血統で気性面に不安が残り、追い切りでコンタクトを取っていればまだよかったが、追い切りに乗らずに酒井騎手が追い切りをつける形で、陣営の勝負気配も微妙なところ。
想定(前日)3番人気 ナミュール 8.5
前走は東京新聞杯でアタマ差の2着。
この馬の魅力的なところは末脚だと考えていて、2歳時の赤松賞のパフォーマンスが凄まじかった印象。
実際にこのレースでは、スターズオンアースを差し切って上がり最速の1着。上がり2位の馬は33.4に対して、この馬は上がり33.0と圧倒的な末脚を見せつけていて、能力は高い。
しかし、ここ1年は上がり最速を出しておらず、33秒台の脚も使えていないのは少し気になる。
個人的には東京コースはあっている印象で、今回この舞台は好条件だと考えていて、前走で上がりの脚を使えなかったのは、普段よりも前につけてのレースだったので決め手を欠いたような感じ。
エリザベス女王杯は重馬場で切れる脚は使えない、秋華賞ではコーナーで外に膨れておりその分のロス、オークスはレース前に放馬があった影響で多くの馬が力を発揮しきれず、この馬もそうだったと考えることができ、ここ1年で上がりが使えていないことには理由が考えられる。
東京コースは赤松賞、オークス、東京新聞杯の3戦使ってすべて馬券圏内で、万全の状態で臨んだ秋華賞で外に膨れたことを踏まえると、今回東京マイルは合うでしょう。
不安材料は天候。
末脚を生かしてほしいと考えていて、前走の感じから、前目では終いの切れが出ないため、先行するなら分が悪い。そのため、現状の週末の天気的に結構怖いところ。
ハードなローテで臨んだ重馬場のエリザベス女王杯では同じローテで臨んだ秋華賞組の中で最先着しての掲示板確保していることやハービンジャー産駒ということも含めると案外問題ないかもと思うが、条件によるところ。
できれば良馬場で外目の枠がいいなぁ…
まとめ
メイケイエールの回避で本命馬が一旦白紙になってしまいましたが、なおのこと上位人気3頭に表が集まりそうな雰囲気を感じます。
そして上位人気3頭はそれぞれ魅力的で、不安材料も若干抱えているかなというところで、かなり迷う感じ。
Twitterで見かけたデータになりますが、ルメール騎手が芝G1において当日1番人気で上がり最速の脚を使った場合、11‐4‐2‐0の複勝率100%というもはや気持ち悪いデータがありまして、スターズオンアース、上がりの脚使えるなぁと思いまして、データ準拠ならスターズオンアースが1頭抜けている状態かなと。
なんなら牝馬に乗って上がり最速を出した場合でも、2016年の秋華賞で馬券外になった1回以外は馬券内らしいです。
こういうのを見ると逆らいたくなるところですが、いろいろデータや追い切りを見て、最終予想で判断する形で…
ということで、今日の予想はここまでになります。
予想が参考になったら、記事のスキとフォロー、よろしくお願いします。
最終予想は明後日土曜日の夜公開予定ですので、そちらもよろしくお願いします。