『桜花賞』上位人気馬分析

こんばんわ。シャルルです。

想定段階の現在は2頭が抜けた人気、今回はその2頭を分析します。
現段階予想を終えて、本命はそれ以外の馬から行きたい気持ちが強くなりました。
ここできっちり分析をして取捨を考えましょう。

では、本題に入ります。
今日の記事は今週末行われる『桜花賞』の上位人気馬分析となります。
現段階予想で用いた全成績・舞台成績・距離成績・近走成績に加えて、データと前走内容を踏まえて上位人気馬の分析を行います。
ここで定義する上位人気馬は、想定(前日)3番人気以内の単勝オッズが1桁台の馬とします。
なので、3番人気10倍超の馬や4番人気8倍の馬などは分析の対象外とします。

ということで、『桜花賞』上位人気馬分析、参りましょう。

『桜花賞』上位人気馬分析

人気・単勝オッズはnetkeiba様にて、4月4日23時に公開されているものを使用しています。

想定(前日)1番人気 リバティアイランド 1.5

前走は阪神JFで0.4秒差1着。
新馬戦の上がりタイムは歴代最速タイの31.4秒をマークし話題となった馬。
2走目のアルテミスSでは控える競馬をして後方から、直線で前の馬をうまく裁けずに追い出しが遅れて0.1秒差届かず2着。
位置取りとしては後方すぎるということはなく単純に追い出しが遅れたことが敗因で、この馬が詰まっている間にその外から勝馬のラヴェルが先に仕掛けていて、ラヴェルにも蓋をされる形となった分の差。
前走の阪神JFでは先団をみつつ中団前目からレースを進め、直線では外に出して末脚を発揮して差し切って0.4秒差の圧勝。
立ち回りとして阪神JFが理想形で、完璧な立ち回りだったと個人的には思っている。
ここまでのレースを見る限り、スローペースの瞬発力勝負でも、ハイペースからの持続力勝負でも問題なく戦える印象で、メンバーの中で最も展開面に融通が効く印象を受けている。
ただ、個人的に思う部分として、スローペースの瞬発力勝負の場合、アルテミスSのように詰まってしまう可能性があり、さらに18頭立てのフルゲートではその可能性はより高くなる印象。
ミドル〜ハイペースで隊列が長くなる展開なら、詰まることもなさそうで、より展開は向くかなと。
データ的な面で見ると、直行ローテの例はソダシとサトノレイナスが好成績だが、最近の流行りということで前例は少なめ。
ただ、阪神JFに出走していた馬が毎年馬券に絡んでおり、3着以内に来ていた馬は2013年、2016年を除いて馬券に絡んでおり、この馬はそこに該当する。
また、勝馬が共通する要素として、前走を馬体重460〜499kgで出走していてかつ、3着以内に入った馬が10年で10勝しており、そこもクリアしている。
不安材料は特にないが、強いて言うならばオカルティックなものだが、1番人気が過去10年で1-3-1-5。
枠順については個人的には内すぎるなと思いました。
これでスローになったらより詰まりやすくなる印象で、今回はペース読みも重要になりそうです。

まとめ
+ データ◎展開◯フルゲートの経験あり実績◎
ー 1番人気△スローペースで包まれる可能性

想定(前日)2番人気 ライトクオンタム 4.1

前走はシンザン記念で0.1秒差1着。
2戦2勝の馬でディープインパクトのラストクロップということで注目が集まる。
新馬戦では、マイペースで逃げて楽に逃げ切り。
2戦目のシンザン記念では出遅れて後方からとなるが、直線で大外から末脚を発揮して楽勝と底を見せていない印象。
しかし、データ以外の面で不安材料が1つ。
多頭数の経験がない点は気になっており、新馬戦は11頭立て、シンザン記念では7頭立ての少頭数で、フルゲートの経験はない。
多頭数でのレースを経験していないのは詰まったり、周りに馬が多くて落ち着きを欠いたりと不安点は浮かんでくる。
データ的な側面で言えば、勝馬の共通点に該当しておらず、馬体重428kgと馬格が小さい。
小さい分には0-5-5-92で勝ちはないものの馬券内には来るため、大きいよりは、まだまし。
枠順についてはこの馬も内すぎる。
前目での競馬ができそうとはいえ、小頭数で出遅れをかましているのはかなり引っかかる。多頭数の経験がない部分がより不安視される枠になったと思います。

まとめ
+ 強力な末脚と持続力 展開への自在性
ー 馬格小さい 多頭数経験なし

まとめ

まとめる前に本編では触れられなかったが、三番人気想定のハーパーに触れておく。
データ的には勝馬の共通点をクリアしており、末脚も決して遅くない点も魅力的。
ただ、クイーンC組は不振傾向でそこまで馬券に絡めておらず、前走で馬体重を大幅に減らしており、ここから増えてもデータ的に不安材料、減らしても体調的に不安といった状況。

ほか、注目したい穴馬ではペリファーニア。
この馬も勝馬の共通点に該当、末脚も持っていて、前走では上がり3位以内には入れなかったが33.9秒を出しており決して遅くない。
そもそも休み明けに1回使っているのは魅力的な部分だが、加えて馬体重498㎏の大型馬で上澄みはより見込める印象。

このレースはリバティアイランドとライトクオンタムの一騎打ち的な雰囲気があるが、明確に差がある印象で先程上げたペリファーニアなど魅力的な馬も多く、ここまで2強体制とは思えないところ。

今回の分析を踏まえつつ、最終予想では追い切りとさらなるデータ分析を行い、最終判断としましょう。

今日の予想はここまでになります。
土曜夜更新予定の最終予想もよろしくお願いいたしますm(_ _)m

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