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『G1皐月賞』上位人気馬分析

こんばんわ。シャルルです。

牡馬クラシック初戦の皐月賞。正直なところ、昨年のレベルが高すぎて今年は見劣りする印象。
昨年と比較しても仕方がないので、この話はおしまいにしておきましょう。

では、本題に入ります。
今日の記事は今週末行われる『皐月賞』の上位人気馬分析となります。
現段階予想で用いた全成績・舞台成績・距離成績・近走成績に加えて、データと前走内容を踏まえて上位人気馬の分析を行います。
ここで定義する上位人気馬は、想定(前日)3番人気以内の単勝オッズが1桁台の馬とします。
なので、3番人気10倍超の馬や4番人気8倍の馬などは分析の対象外とします。
G1や個人的に注目しているレースについては3番人気以内に絞らず、4番人気以降も簡単にではありますが、オッズ1桁台の馬に関しては分析を行うようにしております。

ということで、『G1皐月賞』上位人気馬分析、参りましょう。

『皐月賞』上位人気馬分析

人気・単勝オッズはnetkeiba様にて、4月12日21時30分時点で公開されているものを使用しています。

想定(前日)1番人気 ファントムシーフ 3.5

前走は共同通信杯で0.2秒差の1着。
正直スタートを決められるかという部分に限る気がする。
ホープフルのように1拍でも遅れて良いポジションを取れなければ、ストライドの大きい走法をするこの馬には包まれた状態では中山の舞台は合わない印象。
逆にどの馬にでも言えることだが、スタートを決めて前目で包まれずに気分良く楽に走れれ展開にも恵まれそう。
特に、前目で楽な競馬ができれば、比較的小回りな中山でもストライドの大きな走法という持ち味が活かせる展開にもなってくるので、捕まえるのは困難となりそう。
鞍上も前走から引き続きルメール騎手が騎乗するので、出遅れも心配も少なめと判断したい。
枠順に関してはかなり理想的な印象で、やはりスタート出るかどうかという点はつきまとうが、出れるのであれば前目の外で無理に脚を使うことなくつけられそうで、個人的には内過ぎず外過ぎずの絶好枠でしょう。

想定(前日)2番人気 ソールオリエンス 3.6

前走は京成杯で0.4秒差の1着。
前走の勝ち方はかなり良かった印象で、外に持ち出して直線で突き抜けるのは能力が高いことを示した印象。
しかし、外に持ち出す際にかなり外に膨れた印象で能力はあるのだろうが、操縦性にまだ幼さを感じさせる。
そこから直行で皐月賞ということで、操縦性の改善が不明である点はかなり気になる。
また、2戦とも9頭立てで少頭数のレースで多頭数の経験がないのも気になっていて、桜花賞のライトクオンタムと同じように、戸惑う可能性は容易に想像がつく辺りも不安材料。
加えて1枠1番の枠は最悪。
先述したように、多頭数は未経験。個人的に理想だったのは外枠、内目でも嫌だったが、最内枠は本当に最悪で、ここまで少頭数ということは包まれる経験がないということで、スタート五分でもここまで中団の辺りの競馬をしてきたこの馬ではかなり窮屈な形になりそうな印象。

想定(前日)3番人気 フリームファクシ 7.6

前走はきさらぎ賞で0.1秒差の1着。
ここまでキャリア4戦でそこそこ使っている印象もあって、デビューは10月で以降月1回ペースで使われて前走で重賞を制覇。
今回は前走から中9週で2ヶ月ほど開いたのはいい方向に作用しそうな印象。
前走も少頭数ながら、金鯱賞と近いタイムを出しており、なかなかにレベルの高いレースだったと考えていて、少頭数でも評価したい。
それでもキャリア4戦の内新馬戦以外の3線画すべて少頭数のレースで、フルゲートは初というのは若干気になる。
また、ここまで4戦全て川田騎手が騎乗しており、乗り替わりが初、D.レーン騎手ならそこまで問題はないだろうが、来日してすぐの騎乗で追い切りでのコンタクトもなく、ここまで4戦で川田騎手が賢明に競馬を教えてきたフシがあるので、少し心配なテン乗り。
枠順については3枠5番で、個人的に理想だったのは外枠だったのだが、スタートさえ決まり、うまくレーン騎手が乗れれば問題ない枠だと考えていて、極端な枠よりは断然良い印象。

ほかオッズ1桁台人気の馬たちの評価

トップナイフ
近3走重賞を3連戦して3戦とも2着に好走と能力がないとできない実績ではあるので、能力は高いでしょう。
しかし、キャリア8戦というのはかなり気になる部分で、7月デビュー以降月1ペースでレースを使い続けているので、いい加減お釣りはないと思われ、ここを目標に仕上げてきて、完璧な状態を相手にするにはきついかなと。

ベラジオオペラ
ここまで3連勝で勢い十分で良い流れ。
鞍上は乗り替わりで田辺騎手となるが田辺騎手は中山大得意のイメージで問題はないかなと。
先日公開した現段階予想で上げたくらいには高く評価していて、前走は重馬場でパワーのいる馬場状態で完勝と高い能力を示したと思っている。
心配な部分もあって、中3週のローテで詰まったローテ、しかも重馬場からのローテということで、疲労が抜けきらない可能性が考えられる。

タッチウッド
乗り替わりで武豊騎手騎乗、おそらく今後も乗ることになるかなと考えると、ここで一発勝負というのは考えられず、皐月賞はG1ながら、今後を考えた騎乗になりそうな気もする。
新馬戦はともかくとして、前走は出遅れてから一気に巻き返して逃げを打っていて、その1戦だけを見るなら勝つための好騎乗だが、今後を考えるとかなりやばい乗り方だったと感じていて、その辺りはかなり気になる。

まとめ

上位人気馬の分析でした。
普段は3番人気までの分析となりますが、結局まとめの部分で軽くですがそれ以外の馬にも触れているので、いっそ簡単にでも本文に入れて置こうというレイアウトになりました。

分析を終えて、今回は単勝勝負か、馬単1着固定か、あるいは手を広げずに馬連1点か、とにかく普段のワイド勝負ではない形で勝負しようかなという感じで何となく最終予想のレイアウトが決まりつつ、追い切りの映像はまだ見れていないので、そのへんを踏まえて最終判断。
データについてもほぼ触れていない状態なので、まだまだ考察する余地はありそうです。

ということで、今日の予想はここまでになります。
レース前日の最終予想もよろしくおねがいします。

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