結局好きなものしか残らない
Charites Accessories-カリテス-です。
スパンコールとビーズをオーガンジーやチュールに刺繍して、透け感の美しいアクセサリーを作っています。
好きの反対は無関心って本当なんですね!
嫌だなぁと思っているのに、なぜか見てしまう、関わってしまうあの現象ってなんて言うのでしょうかね?
好きなものだけに囲まれていたら、それはそれはストレスもなく穏やかに過ごせるのでしょうけれど、人間ってたぶんそういう環境では何も生み出せなくなります。
心に波風がたつから人は生きている実感があって、好きでも嫌いでも、どっちも心が動いているわけです。
好きな時はものすごくポジティブだから、テンションも上がるし前向きで楽しい。
だから心が動いても全然平気です。
でも嫌いなときは?
同じように心が動きます。
気分がざわつき、ネガティブな考えに至ります。
「なぜ目に入ってくるのかしら」
「見なきゃ良かったわマジで」
「やっぱり嫌いだわ、これ」
心が動いている以上、そこにはなにか理由があります。
ネガティブな気分で終わらせているだけではつまらないので、そこになにがあるのか深いレイヤーまで心と向き合うと面白いです。
私はいつも、何が、どうして、嫌いなのか?!
とことん考え、見つめて、発見するのです。
向き合っていくと、いやと言うほど見えてきます。
見えてくるだけで決して【嫌い】は【好き】になりません。
でも、面白いことにそのうち自分にとって不愉快な【嫌い】な要素が目に入らなくなります。
時には目に入れなくしようと行動します。
華麗にスルーできる能力が発達します。
そうすると、結局好きなものしか残りません。
好きの反対は無関心、スルーすることなんだというのは本当です。
スルーできるまで、とことん向き合ってみる。
そうしてどんどんクリアになっていくのです。
好きなことしか残らないから、思い出はいつも鮮やか。
全部が全部とはいかないけれど。
思い出したくもない苦い思い出も、どこか片隅にいて消えてくれないこともあるけれど。
そういうのを一切合財まとめて、いつのまにか鮮やかな思い出になっていたりします。
よろしければサポートをお願いいたします。 新しい技術習得のための刺繍学校の学費にいたします。