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"衝撃に備えよ" 大暴落と投資握力

怖いぜ、大暴落が。

投資を続けるうえでいつか必ずくる、株価の大きな暴落。

僕は資産の7割強がリスク資産の状態なので、
もし暴落が来たら、総資産の3〜4割が一瞬で吹き飛びます。

暴落がきたらどうする?握力を保てるのか?という想いが、
どうしても頭の片隅から消えません。

そこで今回は、暴落に備えて握力を高める方法や思考を整理しました。

リスク耐性を高めたい人や、今まさに暴落の中で慌てている人の役に立てれば嬉しいです。

暴落はくる、いつか”必ず”

歴史は繰り返す、世界的な暴落

未来のことは誰にもわかりませんが、ひとつだけ分かっていることがあります。

それは、暴落はいつか”必ず”来るということ。それも突然に。

世界経済の過去を振り返ると、世界経済は何度も大きな暴落に見舞われています。

1987年:ブラックマンデー
1929年:ウォール街大暴落
2008年:リーマン・ショック
2010年:フラッシュクラッシュ
2020年3月:OPECクラッシュ
2020年:新型コロナウイルス

日本の話に限定すると、2024年8月の急落や2011年東日本大震災の際も大きな下落がありました。

暴落が来ると

まずテレビや新聞では、

『NYダウ史上最大の下幅!-60%!』
『大手企業の◯◯社が経営破綻!』
『日経平均、過去最大の大暴落!』

など、悲観的なニュースが連日のように続きます。
まるでこの世の終わりのように、僕たちを煽ります。

さらに、X(旧Twitter)をひらけば、大量の爆損ツイート。

トレンドワードは、『暴落』『◯◯ショック』など刺激的なワードが並びます。

何百というアカウントが、爆損のスクショを貼りまくります。

大手インフルエンサーの爆損ツイートは、さぞショッキングでしょう。

YouTubeやInstagram、TikTokも、ここぞ言わんばかり『暴落コンテンツ』で溢れかえります。

でも、慌てず流されないことが大切。
ここで投資家としての握力が試されます。まさに正念場。

ぶち上げろ、投資握力

頭では分かっていても、人間は感情の生き物。
握力が弱ければ、慌てふためき周りに流されてしまい、損切りして市場から退場してしまうでしょう。

握り続けた者だけが見れる景色を見るために、握力をぶち上げる方法を考えてみます。

①生活防衛資金を確保しておく

このnoteを読んでる人はそんなの当たり前だと思いますが、なによりも最初の対策は生活防衛資金の確保。

どんなに強い意志があろうが、メンタルお化けだろうが、生活資金が足りなくなってしまうと”物理的に”詰みます。

『投資は余剰資金で』とよく言われるのは、生活資金面で物理的に詰まないようにするためです。

目安としては、1年分の生活費。

1年の間に相場は多少回復しますし、なによりも自分自身を落ち着かせ、冷静な判断力を取り戻す時間を稼げます。

本当に売るべきか、持ち続けられるのか、じっくりと考えましょう。

②15年は覚悟しておく

最悪のケースでは、大暴落から回復するまで最長で15年ほどかかる可能性があります。

万が一の最悪な世界線では、『15年間、我慢する』というシナリオがあるということを、しっかりと胸に刻みましょう。

もしそうなったら、『他の方法で稼ぐ』とか『目先の仕事に集中する』とか、割り切る心構えは必要です。

③待機資金を持っておく(少額)

生活防衛資金の確保や長期化への覚悟とは逆のアプローチにはなりますが、『待機資金を持っておく』というのも有効。

暴落を恐れるのではなく、安く買える!くらいのテンションで、暴落を歓迎しましょう。

もちろん、極端に大きい金額を待機させておくことは、投資効率を下げてしまいますが、少額でも待機させておくことで、暴落を”迎えうつ姿勢”ができます。

暴落はおれの狩場だ!くらいの姿勢でいられれば、握力は相当なものになると思います。

握り続けた者だけが、見れる世界

投資で資産を大きく増やした人たちの多くは、暴落を乗り越え、上昇相場に乗った人たちです。

暴落の中、握り続けた者だけが見れる世界があります。

暴落を耐え忍んだ先には、夢の爆益ステージが待っています。

暴落が来ても慌てず、周りに流されない。

生活防衛資金を用意し、(少額の)待機資金で迎え撃ちましょう。

もし下落が長期化したら、その時は割り切って労働にフルコミットする!と腹を括りましょう。

精神論の部分もありますが、当初握力は結局は自分のメンタルとの戦い。

  • 生活防衛資金1年分の確保

  • 最長15年の戦いになると覚悟を決めておく

  • (少額の)待機資金で迎撃体制を整える

暴落を乗り越え、みんなで含み益ニンマリの世界にいきましょう。

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