2.アメタ物語 〜序章・モリモト編〜

 当時大変な乾燥肌だったモリモトは風呂上がりに母親から全身に保湿用のニベアを塗られていた。例に漏れずニベアの匂いの魅力も強烈なもので、ニベアの匂い嗅ぎたさに嫌いな風呂にも毎日入っていた。
 
 ある朝、幼いモリモトは計画を実行する。

ここから先は

501字
この記事のみ ¥ 100

この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?