今の流行をちょっとずつ取り入れている、ココスのゴロゴロマロンのモンブランパフェ。
ファミリーレストランと一口に言っても、所属するグループでカラーがあります。
ロイヤルホストは、天丼てんやや、シズラーなどと同じロイヤルホールディングスで、元々が飛行機の機内食などから発展したグループだけに、フードもサービスもホテル並のクオリティを目指しています。
デニーズは、セブン&アイ・ホールディングスらしく、スイーツ系に力を入れて頑張っています。
ジョナサンやガストの、すかいらーくグループは、ファミレスという身近さとお手頃さを守っています。
今回は、すき家、なか卯、ビッグボーイなどと同じ、ゼンショーグループのココスへ。店内の雰囲気は、すかいらーくグループに近い、カジュアル感。
最初に手渡されたのがこのメニューで、じっくりと見入っていたのですが、こちらはアニメとのコラボイベントのメニューで、萌えキャラの推しメニューがズラリ。
間違えて、アニメ好きの方々ように、こちらのパフェを注文しそうになってしまいましたが、グランドメニューは、テーブルの脇に置かれていました。
グランドメニューにあった季節のパフェは、ゴロゴロマロンのモンブランパフェ。税抜き1090円。
渋皮栗とマロンクリームの中に、なんか硬い物があるなあと思ったらチョコブラウニー。
そしてマロンアイスと栗の濃厚さを堪能した所で、サクサクパイで食感を変えるゾーン。
一般のパフェだとコーンフレークや、グラノーラだったりするのですが、クッキーがポロポロ崩れたみたいなシュトロイゼルにしてみたり、ナッツを炒ったプラリネを仕込んだり、クレープ生地をごく薄くのばして焼き、細かく砕いたフィアンティーヌで、コーンフレークよりもより繊細なサクサク感を出したりと、ミルクボーイの漫才の「コーンフレークやないかい!」的なかさ増しではなく、食感を変える手法として使われています。
その下は酸味で味変のフローズンミックスベリー。ここもこの秋のモンブランパフェによく見られたのが、グラスのトップに置かれている和栗とモンブランで濃厚さを味わったら、その下に同じく秋の味のナガノパープルのジェラートを入れたり、カシスクリームを入れたりして、味変するのもトレンドですね。逆に、シャインマスカットの時期には、酸味が続くので、その下にマスカルポーネを仕込んで濃厚にしたり。
その下に紅茶のゼリーを持ってくるのも、今風です。
最後はパンナコッタとマロンソースを混ぜながら、再び栗でフィニッシュ!
ロイヤルホストやデニーズがパティスリー寄りで、それに比べると、カジュアルなファミレス寄りなんですが、今のトレンドなどを取り入れたりして、ファミレスでも頑張ってる系のパフェでした。
■ココス 千川店 (COCO’S)
■東京都豊島区要町3-23-7 大野千川ビル 1F
■営業:10:00~深夜2:00
■定休日:無休
■場所はこのへん
■お店のサイト
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