疲れず楽しむスキー[3]|〝目からうろこ〟のスキー論紹介|スキーは乗り物
「 こんな考え方があったんだ ! ! 」
今回は自分のスキーにとても参考になったスキー論の紹介をします。
[キャスターターン]
〝四輪キャスターに乗ってコロコロと移動していく〟
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これってスキーの話です!!!
ちょっとやってみた時一瞬笑ってしまった。
故【TOK】先生「ごめんなさい」・・・。
〝目から鱗〟なんてものではない。
実に衝撃的で「えっ、おーっ、わぁーっ」。
感動で笑ってしまったのである。
高齢である自分のスキーについていろいろ考えていた時に出合った〝フィーリングスキー〟というホームページの中での〝キャスターターン〟。
これは高齢者ということではなく総てのスキーヤーに対して教示されている理論的でユニークな考え方であり、とても参考になると思う。
一部分の「読みかじり」、「つまみ食い」ではあるが、とにかく面白い。
〝左右前後どちらにでも転がるボールのキャスターが4つついたローラースケートに乗ってコロコロ、コロコロと転がっていくイメージ&感触。〟
コロコロコロコロ・・・はじめてあじわったこの感触。
〝身体とスキーが一緒に移動していく〟ということはよく言われていることであるが〝キャスター〟を意識することで、この感触が大変解りやすかった。
その後の自分の滑りに大きく影響を受けたと思っている。
参考になることが沢山あり!!!
機会があれば上記ページ(フィーリングスキー キャスターターンと入力)を訪れて見られることをお勧めする。
以下は自分なりにやってみたキャスターターンのまね事である。
超緩斜面で足裏に「全方向に転がる四つのキャスター」を想像して立つ。
左右で八つのキャスターに均等(のつもり)に乗って動き出してみる。
そろそろと直滑降をはじめる。
キャスターだけが先に行ってしまったり、取り残されたり…ということの無いよう〝身体とキャスターが一緒に前方に移動して行く〟ということをイメージして移動。
足裏にコロコロ、コロコロっと転がっていくイメージ&感触。
この事だけを意識し感触を雪から受け取る。
不思議なことに黙っていてもスキーの真上に乗っている感触がよく分かり、正しい位置に乗り続けることになる。
人には意識しなくても自然にバランスをとろうとする無意識という意識があることもわかる。
次に、右足の母指球を押さえて ( 踏む 、圧をかける)やる。
この時感じるのがスキーのトップ内側が雪面にちょっと食いつく ような感じ。( これは自分の感覚 )
これだけでスキーは左に曲がり始める。余計なことをしなくてもスキーは曲がっていく。
これで良し。
コロコロコロっと直滑降、コロコロコロっと横滑り。
エッジングはほとんどない!!!
“ 感触を雪から受け取る ” と書いたがこの感じることがこの後大事なポイントになってくる。
あとは重心の移動をどうするか等・・・。
先ずは〝 足裏への意識と感覚が全てと思い 〟緩斜面で上記の動き方を試してみるととても良い勉強になると思う。
今回はこれまで。記事が少しでも誰かのお役に立てばいいなと思っています。
ちゃれん爺
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