僕の身の回りで起きた色恋沙汰
実際の話です。
まずは登場人物。
・僕〔夢一〕
・僕の友達〔A〕※Aには彼女がいます。
・Aに恋心を抱く〔Z子〕
僕はZ子と食事に行きました。
すると偶然、Aに出会いました。
AとZ子は初対面。
そのまま3人で食事に行きました。
その数日後、Z子に呼び出されて、こう告げられました。
「A君が好きだから、どうにかならない?」
Aには彼女がいる。その事実を伝えるとZ子は落ち込んだが、気持ちだけでも伝えたいと言ってきた。
「諦めた方がいい。Aがどれほどに素晴らしい人かを僕は知っている。Aの彼女のことも僕は知っている。彼女を裏切るような人ではない。そして、彼女のことを知っている以上、Z子を応援することはできない」
しかしZ子は気持ちを抑えられず、数日後にAを呼び出して気持ちを伝えたのです。
するとAはこう言ったのです。
「おれもZ子ちゃんが大好き!今の彼女なんて捨ててやる!」
最低じゃねーか!!!
って思いました?
でもこれには続きがあるのです。
彼女を捨てると豪語したAに対して、Z子はこう言いました。
「最低。彼女の気持ちになりなさいよ。あと、夢一だって、あなたのことを信じてたのよ・・・見損なった。私が好きって言ったことは忘れて!」
後日、僕はAに聞きました。
「どうしてあんなことを言った? キミがそんな人じゃないことくらいわかってる」
「Z子は純粋な子だ。だから、あのように言えばZ子は僕を嫌いになる。僕に振られるより、僕を嫌いになる方が楽だ。更に、僕とZ子は出会って2週間も経っていない。関係が壊れようが、大したことはない」
カッコいいー!!!
Aよ!!!カッコ良すぎるゼっ!!!
しかし、その夜、僕はもしZ子がAを嫌いにならず、承諾していたらどうなっていたのか!?と気になり始めた。
翌日、Aに聞いた。
「もし、あの時、Z子が承諾していたらどうするつもりだった?」
「え!?・・・ほんとだ!!!あっぶねー!!!」
これがモテる男なのでしょう。