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【足元探索】-62- ジャン・バルジャンの「足元」

1.   Victor Hugoレ・ミゼラブルの主人公 Jean_Valjean はコチラで。

このページで、[F+Ctl] で検索をかけてみた。


1-2. 足元のいきさつ伏線として)は以下の通り。

Perturbé, Valjean quitte Digne.

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Il sent en lui un changement provoqué par l'acte et les paroles de l'évêque mais il n'est pas tout à fait prêt à renoncer à se venger de la société.

Dans une plaine, assis et perdu dans ses pensées, il recouvre de son pied une pièce de 40 sous que Petit-Gervais, un jeune ramoneur savoyard qui passait à ce moment, venait de faire tomber. Irrité par l'enfant qui lui demande de lui rendre sa pièce, il le fait fuir.

Quand il voit la pièce et réalise ce qu'il vient de faire, il se désespère et se perçoit comme un voleur. Pour la première fois après dix-neuf ans, l'ancien bagnard se met à pleurer. Ce sera son dernier forfait et il décide de devenir un homme honnête.

Mais, aux yeux de la justice, ce vol en fait un récidiviste.


1-3. 翻訳機能で一括に英語へ。

Disturbed, Valjean leaves Digne.

He feels in him a change brought about by the act and the words of the bishop but he is not quite ready to give up taking revenge on society.

In a plain, seated and lost in thought, he covers with his foot a 40 sous coin that Petit-Gervais, a young Savoy chimney sweep who was passing by at the time, had just knocked down. Angered by the child who asks him to return his coin to him, he scares him away.

When he sees the play and realizes what he has just done, he becomes desperate and sees himself as a thief. For the first time after nineteen years, the former convict begins to cry. It will be his last package and he decides to become an honest man.

But, in the eyes of justice, this theft makes him a repeat offender.

1-4. 原文のフランス語から機械翻訳で一括、日本語へ

※ ただし、どうしても嫌なところは治させていただいた。


心底ゆすぶられて、バルジャンはディーニュを離れる。

彼は司教の行為と言葉によってもたらされた変化を内に感じているが、社会に報復することをあきらめる準備ができ上がってはいない。

平野にたどりついて、座り込んで考えにふけっている彼の足が、その時通りかかった若いサボイの煙突掃除人、プチ・ジェルヴェが投げ上げて落としてしまった40スー硬貨の上に乗ることになる。 コインを返すように頼む子供に怒り、彼はその子を追い払う。

彼はその硬貨を見た時、今やってしまったことを理解すると、絶望し、自分を泥棒と見なす。 初めて、19年泣かなかった元「刑徒」は泣き出す。 これを最新で最後の犯罪として、正直な男になることを決意した。

しかし、法的には、この泥棒行為は彼を再犯者とする。


2. コチラは、1957年の映画から、まさに「足元」の場面。

主役はジャン・ギャバン。

少年は煤だらけになって日暮れに40スー硬貨一枚が稼ぎ。

この場面では、ジャンが司教の家から背負ってきた銀の燭台が2本、丸見え~

サボワの少年は煙突掃除用のはしごも持参してたのかね?こんな風に。どこの家にもありそうなもの、かさばるものなのに~ いずれにしても気の毒を絵にかいたようなサボワっ子! 煙突の中に入れるのは少年の細いからだだからだ

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3. こんなに簡単に古い探し物が見つかるのには驚くしかないネットの宇宙!

このネット探し物の動機は、日曜日に(日曜日にもかかわらず)パートナーが「煤払い」を敢行してくれたせい。うちの場合は、アルペンヤギがビッタリくっつく例の薪レンジ周りだけなのだけれど。床に保護シートを敷いて、大ごとだった。


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何年振りかだったのは、在宅介護期間中はとてもできなかったし、その後は心筋梗塞に拘束されてとても、とても、ということで。 

暖冬なので、火を容れなくてもプロパンガスレンジでも生活できるから、夏を待たずに敢行! 


3-2.  わざわざ写真を撮ってもいい「骨とう品」25年ものの薪レンジ。一年中、火が入っている。暖房兼料理用。

これも、環境優先ということで法律で、使用禁止に至った。使うと罰金とまではまだ聞いてないけれど、ジャン・バルジャンは「パン泥棒の罪」ではなく、「家に無届の猟銃があった罪」だったのをご存じか?

さて、21世紀へ戻って、我が家の集中暖房システムは、重油方式から最新式の木材チップ方式に切り替えたばかり。自分が寝こんだりしたら、必要不可欠の暖房の全自動度が一段と向上するのはよし!とパートナー。で、置き場の新設から。

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1トン・2トン入るサイロ(画像2の左側)に、木材チップが貯蔵されている。

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この装置が、朝夕の7時に自動で煤払いをするようにプログラミングされている。そして「ドン!」と音がするらしい。これが数日前から「聞こえない!」とパートナーが騒ぐ。オーストリア製を設置した近くの業者の女主人は、「暖冬で煤が少ないからよ」と、見にも来ないで、お客の言い分なんぞに取り合わないので、その「腹いせ」で、薪かまど煙突の「煤払い」が始まったと私は思う。


4. さて、ここで思い出したこと。ウイーンでは、巡回中の女性の「煤払い」業者と、階段ですれ違ったことがある。

ウイーンのマンションを幾つか見たことがあるが、どこも天井が高くて、フランスとは違うな~と不思議に思っていた。過去に、二酸化炭素中毒で死者が出ていたということらしい。

「煤払い」するかしないか、は命がけなのに、「煙いものに蓋」になりがちなのよね~ 多分。

21世紀的には、暖房方式が変わって無用化したこの高さを中二階に改造してみたり~ 解決が解決で無くなる時が来ると、こういうハード(建物・自動車・工場・交通機関等々)は遺物となる。そこまではがっぽり金食い虫でいてからに~ 



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