新たな刺客は調理補助。
そんなワタシの不毛な(?)努力の甲斐があり、一週間もするともう完全に上司は事務所にほとんど引きこもり状態になりました(笑)。
2週間は一緒のシフトが組まれていたのですが、
「もう大丈夫だよね?明日俺、遅番でいっかな?」
と、10日もせずに朝は一人でスタートすることに。
まぁ望んでいたことなので、文句はもちろんありません。これで上司の愚痴からも解放されるかと。
だが。
ワタシには次なる刺客が待っていた。。。
ワタシ当然調理担当で、いつも必ず「調理補助」のパートさんとの仕事になります。
一人は最初に書いた、69才のAさん。
もう一人は偶然同じ年のイソジの女子、2年選手のKさん。
この二人。
めっちゃワタシの邪魔してくるんす。
Aさん。
最初こそ、ほんとにこっちを伺ってる様子が手に取るようにわかったのですが、ワタシがまぁ気さくには対応出来ますもんでね。そういうのだけは得意なんで。
「私、ほんとはものすごく引っ込み思案なんだけど、打ち解けちゃえば仲良くなれるのよ~。女の人と一緒に働くの久々だから~。良かったわ~。」
とか言ってましてね。仲良くなりたいモード全開なのはありがたいっちゃありがたいかと、最初は思ってたんですけどね。
ま~~~~~~~~~~~、ず~~~~~~~~~~っとしゃべってんのよ。このおばちゃんが。
仕事が業務用の換気扇の下で、ひたすら熱気を受けながら茹でものなんかしてますからね。Aさんがなんか言うたびに、顔をそちらに向けて、いちいち聞き返さねばならず。
「えっ?なんですか?」
と聞き返すと、たいてい自分と自分の家族の話。
「うちのお兄ちゃんは、子供のころは好ききらいもなくてなんでも食べてたのに、今じゃ、あれはやだのこれはやだの。熱い食べ物は食べれないから、鍋物も冷ましてあげないとだめなのよ~。」
いや、どうでもいいし。
「前は裁縫の仕事を長いことしてたんだけど、おしゃれな人がたくさんいてね~。コスメなんかあれがいいって聞けば、マネして買ってみたりしてね~。」
・・・今こっち、仕込みがマジで忙しいから。
「新宿?昔はあの大通りをこっちまで歩いて、どんだけ声かけられるかなんて、友達とそんなことばっかりしてたのよ~。うふふふっ。」
マジでくだらね~"(-""-)"。
挙句の果てに、
「死ぬまでにもういっぺん会いたい元カレがいるのよ~。ほんとはその人と結婚したかったんだけど、家柄の違いで諦めてね~。駆け落ちしようかとまで思う相手だったのよ~。」
70近いバアさんの、
元カレの話なんて、
心の底から興味ないから(-_-メ)。
これ。
会話が成立してて聞いた話じゃありません。
全部こっちは黙々と作業してる間に、おばちゃんがほとんど一人で勝手に話してるんで、でっかい独り言を聞いてる状態ですから。
マジで、今の職場で一番つらい時間じゃないかと思われます(笑)。
二人しかいないから、生返事でもやっぱ返さねばならず、ほんとに仕事の邪魔でしかない。
「イイカゲンダマレッ!!」
と、何度つぶやいたことか。
その点まだKさんに至っては、普段は黙々と作業をこなしてくれるのでそこまでの疲労感は普段ないのですが、こちらもけっこうなツワモノで。
コロナ禍の時、食器などが使い捨てのもので対応しなきゃいけないときがあって。
朝行ったらそうなってたから当然上司もいない日で。けどまぁ、あるものでやるしかないなと。
そしたら彼女、いちいち盛り付ける物が変わるたびに、
「すいませ~~~ん!どれ使ったらいいの~~~?」
と調理中のワタシを呼び止めてくるわけですよ。
いや、自分で考えてくれよ"(-""-)"。
言っとくけど、まだここに来て一か月も経ってないわけ。
そのワタシに、なんで先輩のあんたが完全おんぶにだっこしようとしてるわけ?
そこにあるものでやるしかないんだから、自分で盛り付けの量を見て、それにまぁ使えそうなものを選べばいいだけなのに、それすらも出来ないんすか???
たぶんまだ、2回目くらいしか二人きりで一緒に働いてなかったのですが、上司から「あの子、考えて動いてくれないから。」と聞かされてて。
そのこと、よ~~~く理解できました(笑)。
その日はそんなやりとりでめっちゃ時間取られて全然仕込みが間に合わず。
休憩もそこそこにおかゆを作ってたら、うっかりヘラ燃やしそうになるし( ゚Д゚)。
さすがにぶちぎれて、
「もうやってられん!こっちが辞めたいわっ!」
と雄たけびをあげましたところ、ちょっとだけワタシの怒りを理解したのか、彼女へらへら笑って、
「それは困るよ~。」
と、ほんの少し質問攻撃をやめてくれましたけどね。
そして彼女。身長はワタシより10センチほど低いと見受けるのですが、たぶん、80キロ以上の肉体を誇ってるかと(笑)。
実はワタシも3年ほど前まで太っていましたので、そのこと自体をとやかく言うつもりはありません。
けど彼女。一日に3回は物を落としてるんじゃないかなぁ。ちょっと前も上司に「もうちょっと注意して扱ってよね。」と小言を言われておりまして。
こないだ、こっちが主菜の盛り付けをしていたんだけど。
彼女がしゃがんだ際に思いっきりケツで鍋押されて、盛り付けたハンバーグの皿いくつか落ちちゃって。
けっこうな音がしたので、遅番でたまたま一緒の出勤だった上司の方が慌てて駆けつけてくれたけど、当の本人はそれまで気づかずで。
「あれ~!?私が押しちゃったの!!??」
と騒ぐもんで、
「うん。押した。予備あるから大丈夫。」
と、至って冷静に答えましたが、上司の方が冷ややかに怒っておりました。あはは。
とにかく前職じゃ考えられない、その日の調理担当の邪魔をするという、めっちゃ癖の強いお方たちと一緒に仕事をするっていうね。
こんだけでも退職理由になるだろなぁ。。。
入ったばっかなのにっ!!
もうね。
マジで孤独との戦い。
誰一人頼れない環境。。。
ツラミッ!