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気楽に花を飾ってみよう~花の水替え~

私のまわりのママ達に、花を飾る熱が高まっていることは以前紹介しましたよね。せっかく花を楽しんでくれてるんだから、とことんお世話したい!おせっかいやきたい!という気持ちで、今日は花の水替えについて書きます。

夏の時期、こまめな花の水替えを

夏の時期は、ちょこちょこ花瓶の水を替えるにこしたことはありません。
雑菌の繁殖も防げます。
でも、みんな忙しい。
ステイホーム中も四六時中ご飯のこと考えてたし、日常に戻り始めると仕事や、塾の送り迎えの忙しい日々も戻ってきます。
理想は朝晩2回、忙しいときは1日1回!お願いします。

水替えするとき、茎を触って状態チェック

花の水替えするときには、それまで水に浸かっていた茎部分を触ってみてください。
ヌルっとしたら、水が汚れていたか、茎が傷みはじめているのか、黄色信号です。茎の水に浸かっていた部分をカットしてあげましょう。

反対に、ぬめりを感じなかったら、少しだけ切って、切り口を新しくするだけでもOK。このとき、切り口がキレイな色か確認を。切り口が茶色っぽかったら、もう少し上の部分で切ってください。
毎日ガンガン茎を切っていたら、あっという間に花が短くなってしまいますもんね。

根が出るような、アイビーなどは、茎も丈夫なので、少しだけ切って様子を見ましょう。

花瓶に入れる水の量

花瓶に入れる水の量は、花は切り口から水を吸います。
切り口がちゃんと浸かっていれば良いので、3㎝前後で大概OK。

水替え時は花たちの様子も同時にチェック

花の水替えは、キッチンの流しか洗面所で行うことが多いと思いますが、花たちの様子もチェックしながら手入れしましょう。

咲き終わった花や、傷んだ葉っぱは取り除きます。
枯れた花やしおれた花からはエチレンガスといって、元気じゃないガスがでるんです!また、枯れた花や葉っぱがそのままにしてあると、花全体がイキイキと見えません。

散る花びらは軽く振って落とし切っておくと、飾っている場所で花びらが散るのを減らせます。

丈が短くなってきたら花瓶を替える

↑こちらは、生けた初日のようす。一番背の高い花で60cmほどあります。

↑1週間後、花瓶を替えました。全長35cmくらい。

花の手入れをするたび、茎を切っていくと、花の長さは短くなります。
短くなっても、そのまま同じ花瓶に生けていると、花瓶の口部分で葉っぱが窮屈に押し込まれたようになり、見た目も花にとっても良くありません。

なぜか元気のない花

「あれ?この花だけ元気がない!」ということが時々あります。
同じ種類の花でも、なぜか1本だけしおれかけていることがあります。
原因は大きく分けると、事故か病気です。

ここでいう事故は、茎に傷がついていて折れている場合や、水から茎が浮いていて水切れ状態になっているなどがあげられます。
気づくのが早かったら、新しい切り口を水に入れてあげれば復活する場合もありますが、時間が経ちすぎていたら手遅れなこともあります。

1本の花にたいして、たくさん蕾がついていたり、葉っぱがたくさんつきすぎていると、1か所の吸水口からだけでは、水分が行き渡らず、元気がなくなることもあります。
この場合は、枝分けして別の花瓶に生ける、余計な葉っぱを取り除くなどして、給水の負担を減らしてあげてみてください。

何かの病気にかかっている場合、部分的にしおれているなら、そこを取り除けば、他は元気を取り戻すこともありますが、茎をどんどん切っていっても、ぐにゃっとしたり、色が変色していたら、サヨナラするしかありません。

花の水替えって色々考えながらの作業だということ

ザバッっと古い水をすてて、ジャブジャブと花瓶を洗い、機械的に数センチ茎をカット。というわけにはいきません。

「いや~~ん、このつぼみ、めっちゃ可愛いやん」
「え?やたら散る‥‥なんでやろ」
「わ!根っこでてきた!」

などなど、目の前の花たちのことで頭がいっぱいになります。
この時間が頭のリフレッシュ、気分転換になります。

暑い時期に「花を飾ろう♪」っていうのも、なんですが、楽しいですよ。

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