お花の先生歴20年の私が思う「お花の先生になるのに必要なチカラ」前編
お花の先生といっても、フラワーデザインスクールに雇われて講師になる場合と、自分自身で教室を立ち上げる場合があります。
前者はスクールの方針にそって教える大変さがあり、後者は全部自分という大変さがあります。
今回はどちらの立場でも必要なチカラを5つにまとめました。
前編では、3つのチカラについて書きます。
①フラワーデザイン力 ⭐️⭐️
言わずもがなのフラワーデザイン力です。
しかし、パーフェクトでなくても良いと思います。
パーフェクト、オールマイティーでなくても良い理由は、生徒さん自身が「この先生に習いたい」「こんなアレンジメントを作りたい」と、現在のあなたのデザインやスタイルを選んでくれることで、レッスンが成立するからです。
先生になれても、引き続きのスキルアップは大事。
スキルアップすることで、新たな生徒さんと出会えるはずです。
また全国的に有名な花の資格を取っておくのも、技術力の目安になるので有効です。
しかし、あくまで目安になる程度。
資格取得を目的としたレッスンなら、教える側は資格をもっていることが大前提ですが、楽しむ花なら必須ではありません。
次項目につながりますが、レッスンで作ってもらおうと思う作品のスタートからゴールまでが見えることがより重要です。
②レッスン構成力 ⭐️⭐️⭐️⭐️
レッスン時間は一般的に90分~2時間です。
生徒さんはこの時間内に、自分がステキなフラワーアレンジメントを作れると通ってくれます。
いくらステキアレンジメントであっても、2時間のつもりが4時間かかってしまえば、花も生徒さんも疲れきってしまいます。
予定時間内に、いい感じで出来上がるように、先生はレッスンの段取りを組み立てる必要があります。
生徒さんのなかには遅刻してくる人、想定外に不器用な人、やたらめったら先に作ろうとする人、
自己流に暴走する人....いろーーんな人が来られます。
そんなこんなも、ある程度想定しておかないといけません。
③事務処理力 ⭐️
生徒さんからの予約、レッスン料金の支払いや仕入伝票の整理などなど、きちんと出来ないと大変です。
この力が著しく弱い場合、他の人に託すことになります。
雇われ先生なら「仕事が半分できない人」、自分の教室なら「プラスの経費がかかる」ことになります。
はずせない力ですが、アウトソーシング可能な力です。
🌼🌼🌼
いかがでしたか?
初めてのノートは、いきおいあまって長文になりました。長々読んでいただきありがとうございました!
これらは、フラワーデザインスクールのスタッフとして、雇われ先生として、花の教室の主宰として、様々な立場で感じたことです。
リライトするかもしれませんが、後半の2つの力もお楽しみにー!
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