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コールラビを知っていますか?

コールラビとの出会い

コールラビという野菜を知っていますか?
ちょっと宇宙人っぽい、不思議な外観のやさいです。

コールラビ。巨大な羽つきのよう。

週末に農家の方たちかな?が、路上でやっている野菜直売で出会いました。
うーん、気になるけど、変なの買って帰っておいしくなかったら、いろいろ言われそうだなあ。
考えた挙句、通り過ぎようとしたら、売り子のお姉さんから、声をかけられました。

「よかったら味見してって。
バター醤油の味つけするとおいしいよ」

ちょっと外国訛りがあるお姉さんでした。
地域の中で頑張っているんだなあ、と思いつつ、ありがたく味見させていただいたら、これがおいしいんです。
青臭さのないブロッコリー、クセのないカブ、という感じの素直な味で、スジもなく食べやすい!

「あ、おいしいですね。ひとついただきます」
「ありがと。皮むいてね。ちょっとかたいから、火をよく通してね。」


帰って早速料理にトライ。
確かに硬くて、半分に割るのに一苦労、そのあと皮をむくのにも手こずりました。
お姉さんが言った通り、よくよく火を通してきんぴらにしてみたら、うん、おいしい。
シンプルな味つけが合う、料理の腕を問わない野菜でした!

売っていたお姉さんの外国訛りを思い出し、中国野菜かな?と調べてみました。

コールラビについて

  • 地中海沿岸出身の西洋野菜。

  • 名前の由来: キャベツを意味する「コール」と、カブを意味する「ラビ」(ドイツ語名Kohlrabi)。日本には明治初期に伝わってきたそうで、カブカンランとも呼ばれるそうです。カンランとは甘藍、つまりキャベツのこと。ドイツ語と日本語で同じ名前なんですね。

  • 栄養: コールラビに含まれるビタミンCは加熱してもこわれにくく、生でもよし(ほんのり甘く、シャキシャキしていました)、火を通してもよし、です。

  • おまけ: 食べられる丸い部分は、茎なのだそうです。

ちょっと切るのが大変ですが、見てよし、食べてよしの優等生。
市場にあまり出回らないのが不思議な位です。

余談ですが、切り落とした葉がもったいなくて、リボベジに挑戦してみましたが、こちらは見事に失敗しました。
水栽培はできないのかな。
もう少し調べてみたいと思います。

後日談

ブロッコリー好きの同僚にコールラビの紹介をしたところ、彼女も気になって仕方がなくなり、スーパーに行くたびに探しているそうです。
でもまだ巡り合っていないとか。

「また売ってたら買ってくよ。
不思議な外観も見てもらいたかったけど、週末はさんじゃうから、葉っぱきりおとしてもってくね。」

今週末、あのお姉さんがまたコールラビ君を売りに来てくれるといいな。

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