トウガラシ栽培ー激辛とストレスと越冬
トウガラシを育てています。
といっても、お隣さんからいただいた苗を育てているうちに、収穫しそびれたものが土にかえり、翌年あちこちから生えてくる、ということを毎年繰り返しているだけなのですが。
この我が家のトウガラシ、なぜか強烈に辛いのです。
収穫量の割に消費量が少ないので、知り合いにも分けるのですが、
「あの激辛トウガラシ?まだあるから大丈夫」
と、どこでも消費に時間がかかっているようです。
最初の苗から収穫したものは、そんなに辛くなかったのに。
世代交代で辛みが増しちゃったのかな。
調べてみると、トウガラシやシシトウは、暑い日が何日も続いたり、水不足や肥料が不足したり、つまりストレスがかかると辛くなることがある、とありました。
それを家族に話したところ、
うちのストレストウガラシ
と、ありがたくない名前をつけられてしまいました。
そんな名前つけなくてもいいのに。
我が家の鉢植えは、生育環境が劣悪なんだろうか。
そんなことを考えているうちに、今年もまたお隣さんからトウガラシの苗をいただきました。
今度のは日本の伝統野菜、ヒモトウガラシです。
辛くない品種なので、その点安心です。
しかも収穫量も多く、株も大きくなりました。
他のトウガラシ同様、寒さでだめになるかと思いきや、暖冬のせいか、12月に入っても花を咲かせ、実をつけています。
これは、なんとか枯らさない方法はないだろうかとネットで調べたところ、トウガラシは日本では一年草扱いされているものの、本当は多年草で、温度管理次第では越冬も可能とありました。
ということで、ヒモトウガラシは、我が家の居間で冬を過ごしています。
激辛ストレストウガラシ君たちは、増えすぎて困るため、戸外に放置していましたが、寒さにやられてしおれていく様子がかわいそうになり、ついに先日屋内に移しました。
だいぶ弱ってしまっているので、元気を盛り返してくれるか、見守っているところです。
ごめんね。またストレスかけちゃって。
ところで本当は多年草のトウガラシ、何年もたつとどのような姿になるのでしょうか。
こんなサイトを見つけました。
なんと、カンボジアやミャンマーの農村部では「唐辛子の木」がみられるそうです。
所変われば品変わる、ですね。