竹生島へ 11
前回の記事の続きです。
島を後にする前に、もう一つ、見ておきたいものがありました。
竹生島は、全体が花崗岩の一枚岩なのだそうです。
それが見たくて、乗船のために並んでいる列を抜け出して、港近くの、崖の岩肌を見に行きました。
遠い昔、マグマが冷えて固まってできた火成岩。
その大きなかたまりの上に立っているのが、不思議な気分でした。
島を巡っているときにも、切り立った崖を何度か覗き込みました。
見たいものは全て見終えました。
(後日、舟廊下の痛恨の見逃しが判明しましたが。)
けれど、今、島にいることを、もう一度、味わっておこう。
次回がラストの予定です。
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