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江ノ島へ 5 階段
江ノ島巡りの続きです。
「お母さんなら好きでしょう?」
江ノ島行きが決まった時に、娘がおすすめスポットを教えてくれました。
「江ノ島って人が普通に住んでいるからさ、ちょっと脇道に入ると、普通の住宅があるんだよ。
で、そういうところに入るとね、島を回り込むように登れる階段があるんだよ。津波の時の非常階段かなぁ。面白いよー。
あと、江ノ島は、猫の島。
もういっぱいいるから。
地域猫だらけだよー。」
道すがら相方さんに娘の言葉を伝えたら、一言。
「母親の好みをよくわかっている。」
さて、さっそく入島直後に見つけた魅力的な階段。
「行っていい?」
「行きましょうか」
登って
![](https://assets.st-note.com/img/1688553488090-EVlCf67S6f.jpg?width=1200)
下った先は、
![](https://assets.st-note.com/img/1688554393461-7tenCx9B0L.jpg?width=1200)
こんな風景が広がっていました。
![](https://assets.st-note.com/img/1688553902630-lw5MJJ5Dru.jpg?width=1200)
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「狭い道好きもいいものだね」
「でしょ?」
険しい地形の島の中には、階段がたくさんあります。
娘が言っていた非常階段らしきものは見つけられませんでしたが、階段天国の島の中で、思わず立ち止まってしまった階段がありました。
階段つながりで、旅の終盤、第二岩屋に向かう岩屋橋まで進んでしまいます。
![](https://assets.st-note.com/img/1688597033426-89YUtStoeR.jpg?width=1200)
橋の終点に第二岩屋の入り口があります。
![](https://assets.st-note.com/img/1688597129507-h9aaFDToOJ.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1688563272676-qp5Gmtwk1q.jpg?width=1200)
この石の階段から元来た道をもどってみましょう。
![](https://assets.st-note.com/img/1688598578110-lEQAoMhmws.jpg?width=1200)
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![](https://assets.st-note.com/img/1688596553780-8ugYSiYxgU.jpg?width=1200)
ということで、現代の道につながります。
少し離れた岩肌にも、やはり気になる階段が。
![](https://assets.st-note.com/img/1688596842122-NmjxUqMdmJ.jpg?width=1200)
通りかかった二人連れが、階段を指しながら、
「ほら、昔の道だよ」
と話していました。
帰ってからネットで調べたら、どうやら昔の参道のようです。
下記サイトに掲載されている浮世絵に、往時、岩肌沿いの参道を歩いて岩屋に向かう人々が描かれていました。
今は安全な橋を渡れますが、島の端にある岩屋に詣でるのは、並大抵のことではなかったのでしょう。
看板もなく、見どころスポットにもなっていない場所ですが、島のあちこちに、こういう往時を彷彿とさせるところが点在しているのでしょう。
江の島、奥が深いです。
続きます。