【お金の話】毎月の入金額を捻出した方法~後編~ #29
こんにちは、ちゃぴのすけです。
2019年は家計を整理し、積立額を少しずつ増やした1年でした。徐々に増やしたからなのか、毎月1万円でもキツイと思っていた定期入金が2万円に増えても、最初から無いものと考えてしまえば、大して影響を感じなくなっていました。
ということで、前編に続き後編です、今回は2020年の話になります。
つみたて額を満額に
2020年に入り、まず2月の積立額を2万5千円に増額しました。
そして3月にコロナショックが起こったことをきっかけに積立額を満額の33,333円に増額。もうこうなると勢いは止まらなくて、翌月にはえいや、と楽天カード決済で可能な5万円/月に一気に増額しました。
毎月、固定で5万円があらかじめ先取りされることは決して楽ではありませんでしたが、楽天経済圏に身を寄せていたことと、各支出の見直し(例えば私自身がコンビニ弁当から自作弁当に切り替えたり)したことで、食費も以前の3~4万円/月削減することができましたし、その他の支出も少しずつコントロールするようになったかと思います。
投資の目標を定める
普段えらそうなことを言っているのですが、私が投資の目標を定めたのはこの頃でした。
それまではとにかく毎月の入金可能額を増やすことに専念していましたが、「果たしていくら積み立てるのが良いのだろうか」と本格的に必要な資産額を検討しました。
理想を求めて導き出した金額が17万円/月。
さすがにこれは無理かなと思ったのですが笑
ただ人間目標が定まると色々と頭を働かせるものです。
まず、自らの収入だけでは厳しい数字でしたので、投資に全く興味のなかった妻を説得しまして、妻の証券口座を開設。最初から思い切って5万円/月の積立を6月から開始しました。
これで毎月の拠出額、夫婦合わせて10万/月です。
ちなみに、投資信託の積立額推移はこうなっています。青が私でオレンジが妻の積立状況です。
積立額を5万/月の最大に引き上げたのが2020年の6月頃ですので、そこから資産がうなぎのぼりになっています。ちなみに私は、つみたて商品をコロコロ変えたりしてたので、あまり綺麗なグラフにはなっていません笑。
妻のNISAは完全に放置なので綺麗な右肩上がりです。
10万/月の仕組が完成しましたので、残りは普段の家計をやりくりして毎月7万円を捻出することを目標に家計管理を行いました。それでも厳しかったので、年2回の賞与からも投資金額を捻出することに。
17万円/月というと年間で204万円ですが、そのうち20万円×2回を賞与から捻出することにしました。すると残りは160万円ほど。これを12分割すると133,333円になります。既に10万円は仕組化していましたので、残りの収入から3万円ほどを捻出するれば良い計算になりました。これで一気に現実味が増しました。
達成できた月もそうでない月もありましたが、結果的に2020年年末には500万ほどに資産を膨らませることができました。トータルリターンは20%ほどでしたので、年初時点の初期投資を除くと入金額としては200万円ほどになったと思います。計画通りです。
入金額を増やすために実施した4つのこと
まとめると、入金額を増やすために行ったことはとてもシンプルです。
1.資産の目標を定める
2.家計を棚卸し収支を把握する
3.収入の10%を先取り貯蓄する
4.貯蓄率を徐々に増やす
私は、少し順番が変わってしまいましたが、このプロセスを愚直に実施すれば、自然と貯蓄に回せる金額が少しずつ増えていくと思います。1を決めた後は2~4をグルグル回しながら少しずつ4を達成していった感じです。
最初は1万円の積立がやっとだった私も、今では月の貯蓄率が収入の40~50%程度を推移するところまで持ってくることができました。
最後に
ぶっちゃけたところ、この2年間ほどはかなり無理をして貯蓄したところもあります。私は普通のサラリーマンですし、さして高年収という訳でもないです。共働きでダブルインカムであったメリットはありますが、20代は散財して数年前まで貯蓄0でしたし、1,000万円ためたと言っても、30代半ばでこのくらいの貯蓄があるのはそこまで珍しくはないと思います。
なので、多少無理をして、我慢して、頑張って、節約して貯めたところもあります。早く先輩方に追いつきたくて。
でも、頑張れば、貯蓄0から2年半で1,000万円貯めることもできるのだと証明もできました。
行った手法はどこでも語られているとてもシンプルなものです。
だから、たぶんあとは「やるかやらないか」なんだな、と実感しています。
投資は決して難しいものではなく、誰にでもチャンスがある平等なものなのだな、と思います。
#このあたりも「バビロン 大富豪の教え」に記載されていてとても印象に残っています。
私の資産形成はまだ始まったばかりで序章でしかありませんが、ようやくスタートラインに立った気分ですので、これからは「お金を使う」ことも大切にしながら、人生を楽しんでいきたいと思います。
投資は手段でしかありませんが、人生を楽しみ、幸せになることのできる手段でもあると思います。
これから資産形成をスタートさせる方に、一つでも参考になる情報があれば幸いです。
皆さまの投資ライフが有意義なものになりますように。
それでは。
前編はこちら
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Thank you for the wonderful photos.