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けだまるのおおきな木【はじプロ】

ゲームID:006 153 NGM

昔話をけだまるで再現できないかなという発想から、この超有名な絵本の再現作を作るに至った。
コントロールはAボタンで話を送る。

原作はシルヴァスタインの「おおきな木(The Giving Tree)」。
おばちゃんが中校生の時の英語の教科書に載ってた話だ、たしか。
これ正直子供には真意が伝わりにくい話で、これで涙するのは疲れた大人だけ。(シルヴァスタインの絵本って他もそうなんだよ…。)おばちゃんは疲れた大人なので作りながら号泣してたさ。

さて最も泣けたのは物語よりもこの鬼のテクスチャ作業!!

ヘッタクソな字だなと思われるかもしれないがもうこれが限界。プロコンで指つりそうになりながらちびちびマス塗ってく作業は拷問以外の何物でもない!
このテクスチャ作業をどうにかして少なくするために、まずは原文を読んで直訳ではなく意訳することにした。有名な話なので多少省いてもわかってもらえるだろう。コピペできそうなセリフに変えてなるべく文字数を減らした。

次にカット割りだが、木のパーツが取れていく部分はやはり別に用意しないと難しいため7メートルおきに4つのセットを建てた。場面転換はカメラ注視点を上へ向けることで時間の経過を表現。

本当はけだまるが荷台を押していくアクションを作りたかったけどノードン数が全然足りなかったので断念。荷台は場面転換時にけだまるごとワープで消している。
アクションは最初の子供けだまるが駆け回る様子とラストの老人けだまるが腰かけるシーンは絶対やりたかったのでそちらを先に作ってから、あとは登場シーンを追加。
Aボタンでどんどん次へ進むが、最初と最後のけだまるのアクションはじっくり見てほしいため、タイマーを使ってしばらくはAボタンが効かなくなる仕組みにしている。

この物語に合いすぎなもの悲しいメロディのこの曲はフィンランドの伝統音楽グループJPPの「Suomalainen Haavalssi」。原曲は神。
構想当初からこの曲をフルコーラス使う気だったのでゲーム部分を先に作り上げたら300ノードン超えしてしまい、さすがにやばいと感じたが、特に節約など気にせずともハモリまでしっかり入れられた。
大体演奏部分は200ノードンあればそれなりのものができる。


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