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オープンの功罪【Astroneer】

おばちゃんは今のキッズが「オープンワールドのゲームは良い、凄い」と言う意味がまったくわからなかった。
調べるとオープンワールドというのはマリオでいうところの「面(フェーズ)」で区切られていない事で、たとえばドラクエだとフィールドという面と町や洞窟といった面、あるいは戦闘画面と分かれているが、そういうのが境目なく一体化しているものが今の子供には貴ばれるらしい。
別に分かれててもよくね?そっちのが処理的にも速いだろうし開発もラクそうだし。

おそらくだが(これは完全に推測でしかないが)次の面へ行く時の暗転とかロード時間が今の子供は耐えられないのだろう。音楽のイントロやギターソロすら耐えられない令和っ子だ、一秒たりとも無駄にしたくないという思いが強いのだろう(でも時間を無駄にしたくないならダラダラYouTube見てないで寝ろ、と思うのはおばちゃんだけ?)

初めてオープンワールドのゲームであるAstroneerをプレイしてみて、確かに悪くないと思った。
良いと思ったのは惑星間移動時に本当に地形通りに見えている、たとえばプレイヤーが山をまるまる削ってしまえばそこが凹んで見えるようになっているのが凄いなと思った。
けど、こういう所に凄いとか感動を覚える人間はあんまりいないと思うので努力し損だとは思う。制作側がたとえ地味でもこだわってる、気づいてもらえると嬉しいと思っているのなら、そこは手放しで絶賛させてもらう。

良くないと思ったのは、すごくコンピュータに負担をかけてる感が強い所。こっちの方が気になって仕方ない。
キャラクターからの位置に応じて風景は簡略化されたイメージに差し替えられる仕様だけど、それが追い付いてないこともままあって、そこまでしなくても…という気が。ゲームスタート(ロード)時に全惑星の地形データを読み込むためものすごく時間がかかるのも気になる。
あとこのゲーム、開拓が進めば進むほど、簡単にいうとエンディングが近くなればなるほど、処理落ち(停止)・不正落ちが頻発するようになる。不正落ちするとロードに数分かかるためすごくストレス。
プレイすればするほどデータ量が増えていく不思議なゲームっだなぁとは思っていたけど、ひょっとしてプレイヤーの掘った順とか全部記憶しててロード時に全て再現してるのか?
おばちゃんは商用ゲームで最も大切なこと・顧客に満足してもらうためのポイントは、ずばりバグがないことだと思っている。不正落ちは本当にテンション下がるので、それが増えるくらいならオープンワールドを諦めた方がいいのではと思う。(Astroneerの場合は移植を断念か。)

前置きが長くなったが何が言いたいかというと、真エンディングを見た後惑星のコアを解放していってあとグレイシオとアトロクスという所でセーブデータがロードできなくなったということだ。
ロードしようとするとエラーで不正終了する。
他のデータを消したり再起動かけたり一旦ソフト消して再ダウンロードしたり、かれこれ20回くらい試行したがロードできなかった。
ひとつ前のセーブコピーは50%くらいの確率でロードできることがあるが、これはグレイシオのひとつ前のヴェサニアのコア解放前なのでちょっと心折れた。(1つのコア解放するのに6時間くらいかかる。)
今回のプレイはコンプリート目指してゲートウェイチャンバーも全て解放していったので掘ってる領域も広い。ニンテンドースイッチの能力ではコンプは無理なのかも。

今はもう戻らない思い出たち

ヴェサニアのコア近く
ゲートウェイチャンバーの柱の中にヒスバインがめり込んでて困った。土を盛り上げたら倒せた。
グレイシオのコア付近。ダイヤモンドも用意していたのに…。


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