気になったゲーム
また次のゲームを探していろいろ動画を見ているのだが、その中で特に気になったゲームを。
気になった、と過去形なのは、最後まで見てしまってプレイする意味がなくなったからだ。
『クソデカ囃子(ばやし) 』
ホラーベースのバカゲーなんだけど、これ感動ものの面白さって言うか完成度っていうか、アホな内容なのに細かい所までめちゃくちゃ練られててやばい。伏線の張り方も丁寧で展開も本当に意表ついてきて制作者の恐ろしいまでのパロディセンスと知性が感じられる。
主人公を操作できるといっても定められたアクションをすることでストーリーが進むだけでジャンルとしてはサウンドノベル的アドベンチャー。いやぁこれは８番出口に続いてヒットしてほしいホラーコメディかもww
『Mouthwashing』
こちらは一見ホラーっぽいけど中身はサスペンス＆ミステリ。これもサウンドノベル的アドベンチャーでプレイヤーが定められた行動をすることで話が進む。
これ途中までとても引き付けられる物語だったのにオチに困って適当に風呂敷畳んだ感が酷い。このトリックをゲームで成立させたのが凄いんだけど物語的には何も考えさせられるものがないというか、あー素人が書いたミステリって感じですごく残念だった。まあ見せたいのはトリックでドラマはどうでもよかったんだろうけど。
この作品は一時多くのYouTuberが実況プレイしてたけど、これゲームシステムを利用してチェーンメールと同じ仕組みの「誰かにプレイさせたくなる」心理トリックが仕掛けられてるのよね…そういう意味ではよく考えられてる、巧い。
『The Alters』
これはまだデモ版のみの、たぶんサバイバルクラフトゲーム。惑星に一人取り残された主人公が自分のクローンを作って協力して生き抜くみたいな設定。映像がものすごいハイクオリティなのでリリースされても多分おばちゃんプレイできない…。
デモ版は物語のプロローグ部分のみというのもあるけど、まるで映画。それも本格SFでとても引き込まれる演出。ゲーム性より物語の方が気になるー！！
主人公がイケメンで同じ顔のいろんなタイプ（ぶっちゃけコスプレ）が見られるのも楽しいと思う…巨乳女キャラばっかのゲームに世の男性が夢中になる気持ちが少しわかったかもしれないww
『Drunken way to Home』
バカゲー万歳！これはアクションゲームていうか鬼畜ゲー。思うようにコントロールできない泥酔おじさんを家まで誘導するだけのゲーム。
おじさんは一見ヒューマンフォールフラットっぽいふにゃふにゃ腰砕けだが、動かす命令を出せるのは右足左足の二つだけ。起き上がったり前のめりになったりは完全にオートで運。行きたい方向を向くことすらままならない。車や自転車にはねられると即ゲームオーバー。倒れて頭打つたびにHPが減って行ってHPが尽きてもゲームオーバー。
自分ではやりたくないけどやってるのを見るのはめちゃくちゃ面白いゲーム。