(無化調)醤油ラーメンのかんたんレシピ
(2020年10月8日 更新)
「あーラーメン食いてー」となったとき、どうしてますか?
・ラーメン屋で食べる
・市販生ラーメンを食べる
・袋麺(インスタント)を食べる
・カップラーメンを食べる
こういう選択肢があると思います。
僕はというと、自分でラーメンを作ります。(厳密に言うとスープ)
これが結構美味しくてですね。自分的にはヘタなお店よりも美味いと思ってます。まぁ、好みなんでね。笑
「お店に行くのは面倒。市販のはあまり美味しくないし、身体に悪そう。でも美味しいのを食べたい!」という方向けに、僕が普段作ってるラーメンを紹介したいと思います。
寝かせる(仕込み)時間を除けば、所要時間15分程度でそれなりに美味しいラーメンを食べることができます。
昨日の夜仕込んで、今朝食べました。そしたらふと「こんなに簡単ならおすすめできるな」と思い、記事をまとめた次第です。
ラーメンを家で作るようになった背景
全然健康オタクではないのですが、ラーメン食べるなら化調が添加されてない(or 少ない)ものを食べたいなって思うんです。無化調のラーメン屋さんは、全体に対してそれほど多くないと思います。であれば、家で作ればいいじゃんと。コロナの影響もあって、ほぼ外食してませんし。あと、家で作る料理に化学調味料を入れる必要はないよねってのもあります。
作るにあたって、まずは基礎のレシピ「型」を知る必要があります。僕は性格的に、レシピを忠実に作ってみて、そこから自分なりに調整していくタイプ。なので、前提として「確立されたレシピ」がマストなのです。
どこの誰か分からない人による、基礎を無視した我流レシピは参考にしたくないってとこからスタートしてます。(完全に自己満ですが)
で、僕の周りは(飲食店時代の)シェフがラーメン詳しかったり、ラーメン屋の友達がいたりと、うまくいかなかったことや、分からないことがあればすぐに聞ける環境が身近にありました。ネットでは手に入らないリアルな情報です。あと図書館で本借りて見たりもしましたね。これが、それなりに美味しい理由の一つ。
・作ってみる
・問題抽出
・周りに聞く or 調べる
これの繰り返しです。
こうして辿りついた、今回紹介するレシピは
・ざっくり(目分量レベルでOK)
・かんたん(スープ加熱時間は10分くらい)
・無化調(Noケミカル)
・乾物のみ(動物系なし)
・シンプル(材料少なくてOK)
こんな感じです。
最初は細かく分量通り、レシピを忠実に作ったというのに、最終的にはざっくりに落ち着くという。笑 分量は目安としてお捉え下さい。
手間とお金をかけずに、美味しいものを作るのって究極だと思うんですよね。手間とお金をかけて美味しいのは当たり前ですから。
僕はラーメン屋でもなんでもないので、間違ってる部分や、もっといいやり方があると思います。そのへんはご愛嬌ということでお願いします。笑 「家でそれなりに美味しく食べるレシピ」がテーマと捉えていただければ。一旦作ってみて、ご自身でアレンジしてみるといいと思います。今回はそのベースとなるレシピということで、参考になれば嬉しいです。
何かより良い情報が入ったら、加筆修正するかもしれません。
スープのレシピ
▼材料(約3人分)
・水(1000ml)
・煮干し(20g)
・昆布(5g)
・干し椎茸(1個)
・出汁パック(2袋)
・鰹節(小分けパック1袋)
水は水道水で問題ありませんが、軟水のミネラルウォーターの方が美味しく仕上がる気がします。もちろん浄水器の水でも良いです。
煮干しはなんでもいいです。頭、腹ワタはそのままでも個人的には気になりません。魚粉でもOK。
出汁パックがない場合は、煮干しと椎茸を増やすといいと思います。というか、出汁パックを使えば他の材料いらないかもしれませんが、旨味や複雑さを出す意味で色々入れてます。笑
出汁パックにはアミノ酸が添加されてるものもあります。無化調で作るなら成分表をチェックして下さい。酵母エキスと書かれているものも化学調味料と同じです。
鰹節はなくても充分美味いです。
▼作り方
1.鰹節以外の材料を鍋に入れて一晩置く
2.火にかける
3.沸騰してから弱火で5〜10分くらい煮る
4.鰹節を入れて少ししたら火を止める
一晩(一定時間)置いて、水で出汁をとるのが肝です。コレがあるから10分くらいの加熱時間で済みます。
ラーメンらしい雑味を出すために、昆布は沸騰後も取り出さずそのままにしておきます。
鰹節は食べる前に濾しましょう。
醤油ダレのレシピ
▼材料
・薄口醤油
・みりん or 日本酒
分量は1:1です。
薄口醤油がない場合は他の醤油でも構いませんが、煮干し系なら薄口醤油が合うようです。
「みりん風」じゃなくて「みりん」、「料理酒」じゃなくて「日本酒」。みりん風と料理酒を使うと無化調ではなくなります。甘みと旨みを出すためということで、どちらか一つで大丈夫だそう。
今回の醤油ダレのレシピは「かんたん」に集約です。
▼作り方
1.全ての材料を入れて極弱火にかける
2.沸騰しないように(80度くらい)気をつけながら5~10分くらい煮る
3.一晩寝かせる
寝かせる期間とか、火入れの時間とか、それによってどういう違いが生まれてくるのかなど、適切な解までは分かりません。笑 寝かせるのが面倒であれば、冷めるまでは待って、すぐ食べてしまってもいいと思います。宅ラーですからね。
香味油(煮干し)のレシピ
▼材料
・煮干し(10g)
・サラダオイル or ラード(100ml)
煮干しは魚粉でもOKです。
▼作り方
1.極弱火にかける
2.焦げ付かないように注意しながら10~15分くらい煮る
香味油もざっくり作っちゃいます。
ラーメンを作る
▼材料
・スープ
・醤油ダレ
・香味油
・麺
・お好みの具材
麺はお好みで選んでください。ですが、今回のレシピですと細麺が合います。
▼作り方
1.麺を茹でる
2.スープを温める
3.丼に醤油ダレと香味油を入れる
4.スープを入れる
5.湯切りした麺を入れる
6.具材を盛り付ける
まぁ説明するまでもありませんね。笑 一晩寝かせたスープを温めながら、麺を茹でれば15分くらいで完成です。
15分でこのくらい美味しいラーメンを食べられるなら、充分満足できるレベルだと思います。
スープ飲み干しは塩分摂りすぎ注意ですが、身体に悪い食材不使用なので安心して食べられます。お子さんにも良いですよね。
あとは、美味しい麺を入手できるかどうかで大分変わります。製麺はちょっとハードル高いので、市販に頼らざるを得ないかなと。
ぜひ色々試してみて下さい!