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【やっと完結】京都のお稲荷さんで起こった不思議体験③

今日はこの前まで書いていた不思議体験の続きを書きます。
前回までの投稿はこちら!

前回までのあらすじ

京都旅行で蚕ノ社(木嶋神社)を訪れたところ、なぜかそこにあるお稲荷さん(椿丘大明神)に強烈に惹かれてしまったzoo。霊感が強いわけじゃないのに急に記憶が飛んだり鴉とか木の葉とか人生初の不思議現象に遭遇して一体どうなってしまうんだ…!いよいよ椿丘大明神のメインエリアに向かうことになったんだけど、果たしてzooは太秦から無事に帰れるのか!?

直視できない😭

というわけで(?)なんともいえない恐ろしさを感じながら橋を渡り、鳥居をくぐり、私はやっと椿丘大明神の本殿?がある場所に降り立ちました。
霊気?冷気がバチバチに出ているメインの祠は半地下で石室にお稲荷さんが祀られているということを事前に見てきましたが、半地下って余計こわいよね…(泣)

勇気を出して近くまできたけど、やっぱり圧がはんぱない。
いきなりメインの祠に向かうのは心臓に悪い気がしたので、まずは周辺にある小さな祠に先にご挨拶をすることにしました。3つくらいありましたかね…。
とにかく遊び半分で来たわけではないことと、挨拶をしにきた旨を丁寧に心の中でお伝えし、きちんとお賽銭を入れてまわりました。
小さな祠全部にお参りし終わる頃には、徐々にその場に慣れたのか、最初に感じていた緊張は少し、和らいでいました。
さあ、いよいよ一番大きな祠(白清稲荷)に向かいます。

ミッション:生きて帰る

少しは慣れたかなと思っていましたが、やはり直面すると伝わってくるビリビリ感がすごかったです😭
不思議なのは、椿丘大明神のメインエリアにいた時の静けさです。
そこまで木嶋神社の参道から離れていないのに、雑音?はほぼ聞こえず、空気は信じられないくらい澄んでいて、「神様って本当にいるんだ…」と無条件にそう感じさせられました。もののけ姫でシシ神と相対した時のアシタカってこんな気持ちだったのかな、なんて感じました。
でも人生で一番緊張した!笑
橋を渡るときあたりから、今日はもう無事に帰ることがミッションだな、と心に決めていて、どうやったら変なことを起こさずに五体満足で帰れるのかそればかり考えていました。

誠意は◯で示す!!!!

真っ暗な石室に足を踏み入れてお賽銭箱の前に立つと、正面からの霊気と圧が凄まじく、自然と深々と頭を垂れた姿勢になりました。
顔があげられないんです、すごすぎて…。

でもしっかり伝えるべきことは伝えなければ!と思い、
私は財布に残っていたお札と小銭を全部賽銭箱にぶち込みました。
(9000円くらいあったよ♡)

そう、無事に帰るために私なりに全力で考えた結論は、
誠意をお金で示すこと。

以前「日本の神様は、キリスト教と違って清貧を美徳とはしていない。だからお賽銭が多かったら彼ら彼女らは喜びます」という文章を見たことがあって、目から鱗だったので、そこから私はお賽銭を全部お札にしているんですね。

いきなり現れて、自分にとって都合の良いことだけをひたすらお願いして、でも大したものもお渡しせず去るって、対人間で置き換えたらかなりマナーが悪い部類に入るのに、こと神様に対しては参拝で平気でそれをするってどうなん!?って思うのです。

特にお稲荷さんはお賽銭やお供物が喜ばれるイメージがあったので、迷わず手持ちのお金をすべてお渡しすることに決めました。

お賽銭箱にお金を入れた後もまだ目の前の圧はすごくて、目を開けていたらうっかり何か見ちゃうかも😭と恐れおののき、固く目を閉じて、胸の前で強く手を合わせました。

※ちなみにあとで色々調べたら石室に入ると自動で照明がつきますと書いていらっしゃる方がいたんですが、私がいたときはそうならなかった気がします😇

紫の頭巾の人

ここでもまた心の中で自己紹介し、遊び半分で来たわけではなく挨拶をしにきた旨を丁寧にお話ししました。

なにか具体的なお願いごとをするような空気でもなかったのですが、なんとなく言えそうだったので、最後に"願望は自分で叶えるように努力するので、間違った道に進んでいたら気づかせてほしい、あとお賽銭箱には最近発行された新札を入れたので、よかったらご確認ください"と伝えました。

するとふわっと空気が和らぎ、目の前にあった圧がなくなっていました。勇気を出して目を開けても大丈夫でした。ちゃんと顔を上げれました。

これが結果的に吉と出るか凶と出るのかは現段階ではわからないのですが、
なんとなく(わかったよ🦊と言われたような気がしています(勝手に思っているだけなので違っていたらオワリ😇)

ちなみにこれは完全なる戯言ですが、お参りしている間、頭の中に紫の頭巾を被った細面の着物の女性のイメージがずっと浮かんでいました。
大河ドラマで出家した武家の女性がしている格好です。
顔の部分は黒塗りみたいになっていて見えなかったのですが、袖から出ている手が白くてほっそりしていたのが妙に記憶に焼き付いています🤔

橋の向こうは別世界

祠から出ると、そこ一帯に漂っていた刺さるような霊気はやっぱりなくなっていて、さっきとは全く違う場所みたいでした。

橋を渡って木嶋神社の参道に戻ると、急にガヤガヤとした音が耳に戻ってきました。
時計を見ると20分ほどしか経っていなくて、でもあそこでの体感時間は1時間とか?とにかくもっと長くて…やっぱりこの橋の向こう側とこっち側はちがう世界なのかも…と思わされました。

そしてお祭りの準備をする人がさらに増えていて、参道のところは通れないほどでした。
私はやっぱり蚕ノ社には呼ばれてなかったのかもですw

参拝でなにか変わったかな?と思い、入り口にある2体の狐の顔を確認するとやっぱり驚くほど厳しかったけど、あれだけすごい力を秘めているものを守っているんだからそれはこんなお顔になってしまうよね、番人だし!と最後にちょっとだけ歩み寄れた気がします🤝

でもやっぱり気は動転していて、そこから30分圏内のホテルに帰るのに1時間以上かかるというね😂

その後について

とまあ色々ありつつもなんとか無事に帰ってこれたのですが、参拝から2ヶ月経って、特に何かが起こっているわけではありません。
※変化がないわけではないんですが、この一件と関連があるかどうかの判別がつかない、というのが正直なところ。

でも、霊とかをはっきり見たことがない私がまさかこんな経験をするなんて思ってもみませんでした。
以前からお稲荷さんに行くたびに謎の緊張感を感じていたのですが果たしてそれとは関係あったのか…、詳しい方がいたら聞いてみたいものです。

この件を書くかどうかも迷ったのですが、もし感覚の近い方が参拝をするときに参考になればなと思い、公開することを決めました。
なにかのお役に立てたら嬉しいです🦊🍁

最後に…みなさん、参拝の際はお賽銭は多めにもっていきましょう!笑


カオスなセッションやってまーす!😗
文章を読んでピンときた方はお話しできますこと楽しみにしています💐




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