「ラジオを聞く」という楽しみを知った
ここ数年でラジオをよく聞くようになった。
通勤中であったり入浴中だったり、耳が開いている時間ができるとラジオを流すことが習慣化されてきた。リアルタイムではなかなか聞けないチャンネルでもPodcastやSpotifyでいつでもどこでも無料で聞けるようになったことがかなり大きい。
今までその時間は音楽を聞くことが多かったのだが、「ラジオって面白いって聞くけど実際どうなのかな…?」と興味を持ったのがきっかけである。
ラジオでは普段聞けない話や番組の裏話、コーナーやリスナーからのリアクションなど、ラジオを聞いている人だけが知っている特権みたいなものがたくさんあって面白い。自分は話を簡潔に分かりやすく、振られた話題について聞く人が興味を持つように伝えるということがあまり得意ではないので、ラジオパーソナリティの方々を尊敬の眼差しで見ている。
聞き始めの頃は聞き流す程度の垂れ流しだったのだが、今では食い入るように聞くようになってしまった。通勤中の車内で爆笑してしまうレベルだ。そうなってしまうほどにラジオの魅力は凄まじい。
特にハマったきっかけとなっているのが霜降り明星のANNだ。元々好きではあったが必死になって追っかけるほど興味があるわけではなかった。それとなく知っているコンビのラジオが目についたので「聞いてみるか…。」と思い視聴したのだが、そこはもう沼地である。驚くほど面白く、泥濘から抜け出せなくなってしまった。2人の掛け合いはもちろん、各々の個性が引き出されたトークは耳目を驚かすものがある。
このラジオを聞いたおかげで「ラジオっておもしろいんだな、他のパーソナリティがやっているラジオを聞いてみよう。」と思ったり、しもふりチューブや粗品のロケなど2人のYoutubeチャンネルも意識して追うようになった。THE MANZAI2023の漫才もラジオを聞いていたからこそ数十倍面白く感じた。
また、興味を引いたのはパーソナリティだけでなくリスナーも面白いという点である。所謂ハガキ職人と呼ばれる方達がコーナーのネタやリアクションをメールを送り、パーソナリティが膨らませてトークしていくのだが、このハガキ職人さん達の着眼点が本当に面白くて普段からいろんなところに目を向けてネタメールを考えているんだろうなと思うと頭の中を覗いてみたくなる。リア友にハガキ職人いたら絶対面白いだろうな~。
ラジオによっては面白トークだけではなく、知見や流行の情報を得られるものもある。それはそれで自分の知識として耳に入ってくるので楽しい。多分Audibleとかも聞いたら好きになるんだと思う。使ったことないけど。
2024年、趣味での小さな目標はnoteの更新頻度を上げることと、パーソナリティにリアクションをしてみることにしようかな。(採用されることはなかなか難しいと思うけど。)