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データ消去は記憶の消去

USBの故障で中に入っていたデータが全てダメになってしまいました。

wondershare recoveritを購入して中のデータの復旧を試みたりしましたが、もちろん全てのデータは戻ってこず。

正規の手順でパソコンから抜き差ししていたのに、こんなことになってものすっごいショック...


私の学生時代はまだ、紙のノートを作っていたりもしましたが、今は電子の時代ですね。

生理学のノート

同僚もみんなiPadを持ち歩いています。

かくゆう私も、新型iPadが発売されると噂される中、勉強用に1台iPadを買ってしまいました。

Goodnotesってノートアプリいいよと、おすすめされたので使っています。

昔、Evernoteも使っていたけれど、情報をストック出来るだけだったので、私は断然、pdfに書き込みができるGoodnotes派です。

学生時代にiPadでの勉強が主流だったら良かったのに。

学生時代に勉強のために作ったノートとか教材は、ほとんど捨ててしまったんです。

汗と涙の結晶達を持って帰ってこれたよな...

何より、例えば全く関係ないことしていた時に、あれこれなんだっけってことを、iPadの中のデータからさっと確認できるのが良いよね。

私の学生時代は、どの参考書を授業に持って行くか、ものすごく吟味していたからなー。
今じゃ、たかだか数百グラムで全部の情報を持っていけるのが本当に良い。


ただ、その分、情報に重みがなくなった感じはするよね。

気軽に情報データを電子媒体に貯蓄できる分、自分がどんなデータをそこに入れたのか、どんな写真を撮ったのかとか、全く覚えてないし、そこに強い思い入れがある情報ってごく僅かだもんな。

データ化→貯蓄→記憶からデリート

そんな流れがある気がする。

データ化するって半永久的な感じがするからかもしれないけど、安心して忘れられる。


故に目の前のことを雑に扱いがちになった気がするから、注意注意とは意識しています。



そういえば、以前Macのpagesでブルガリア医学部時代の日記を書いてHDDに保存していたんです。

学会発表でMacで作成したパワポの互換性が悪いことが発覚して、PCが壊れた事を機にWindowsに乗り換えたら、pagesが完全には開けないことが判明。

日記の一部しか読めないという状態のままとなっていました。

今回怪我の功名か、試しにHDDをiPadに挿して、ブルガリア日記を開いてみたら、なんと全文読めることが判明!!


転んでもただじゃ起き上がらないぜ!

怪我の功名ですな。


いやー、ブルガリア日記にしても、データが消えることは記憶の完全消去だよな。

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