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やる気には賞味期限がある

昔、先輩とモチベーションについて話した時のこと。

先輩「Pちゃんは、やる気が生えてくるって感じだよね。ほら、トカゲの尻尾みたいな。」

そんな風に言われたことがある。

まぁ、確かに、私は気分のムラがかなりある。

やる気がない時は本当に何もしないし、逆に夢中になると時間を忘れてやり続けることも出来る。

やる気を削がれたとしても、そのうち時間が経てば、なんかやる気が出てくる。


今頑張れなくても、必ずやる気が出る時が来る。

焦らなくていい。

ゆっくり休もう。

焦る自分を慰めつつ、やる気爆誕Xデーのために、休息を取るよう心がけていた。

私の中でモチベーションは自然発生するものだと認識していたが、最近の自分はどうやらそうでもないらしい。


そういえば、他科同期もモチベーションを保つのに苦労していると言っていたな。

他科同期「最近はもうやだなってことが続いてて...仕事が嫌になったり、出勤したくないってならない様に、勤務時間を超えたら早めに帰るようにしてるよ。」

同期は超真面目だ。

私にとってこの仕事は天職だっていうくらいの仕事好き。

それでも、モチベーション保つのに苦労するんだなあ。

同期にも私にも言える事なんだけど、自分に抗う事って案外簡単なんだよね。

目標をより具体的に明確にして、それを達成するために何をすべきか逆算して、ただやればいいだけだから。

自分の力じゃどうにもならない事と抗いながら、モチベーションを保つ事に疲れてるんだな。

自分の力じゃどうにもならない事が、再現性のない事ならいいんだけどね。

気持ちが下がって、立て直して、また自分じゃどうしようもないことに抗って、同じ事繰り返し...延々とその繰り返しってしんどい。

上司「細く長く仕事する事を考えなさい。」

以前そう言われたことがあったけれど、私は目標達成に対しては、細く長く何かを続けるって考えは好きではない。



やる気って確実に賞味期限がある。


人の価値観とか考え方って日々変遷するからさ。

そんな中で、達成の期限を設定できる目標に対して、長期的にこうなろうと同じ熱量でを取り組み続けられるものなのだろうか。


ここ数年、私のやる気細胞は分裂を繰り返し過ぎたんだろうね。

もはや分裂できなくなったと言わんばかりに、やる気が生えるまでの時間が長くなっている気がする。

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