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番狂せが起こる、それが海外医学部留学

間違えて投稿した記事削除してしまったので再掲。

眠い時に何かをするってやっぱ良くないね。

あー、やらかした...



英語初心者レベルで医学部留学して、日々の生活や勉強はかなり大変だったし、悔しい思いをした事も何度もあった。

留学中、結構な割合で退学者が出て、残った人の多くが留年していたし、私も1年目の物理で再再試をくらったり留年候補だったと思う。

私の在学中に医学部に在籍していた人達は、本当にいろんなバックグラウンドを持つ人だった。

医療系の仕事をしていた人、海外在住者や帰国子女で英語がペラペラな人、文系大学を卒業した人、医学部受験の多浪生、年金生活一歩手前の人とか...


上の学年の先輩たちを見て、海外在住者や帰国子女、医療系知識がある人達にアドバンテージがあって、すんなり進級・卒業していくんだろうなと思っていた。



でも、この予想は全くもって当たらなかった。
激的な番狂せが起こったからだ。

学年トップの成績でも、海外在住者で英語がネイティブ並みにできても、ばんばん退学したり、留年していく。

唯一、ストレートに卒業した先輩は、特別に語学が堪能でも基礎的な医療知識を持っていたわけでもなかった。

日本人在校生は、誰もこの先輩が1番に卒業するなんて思ってなかったと思う。


でも、先輩は間違いなく他の誰もが持っていない物を持っていた。

底抜けに明るい

辛さもプレッシャーも笑いに変えて、周りを明るくさせるからか、国籍問わず友達が多かったし、差し伸べられた手を素直にとって感謝できる人だった。


そんな先輩だったから、周りの予想をよそにすんなり卒業して行った。


思い返すと、医学部に留学してストレートに卒業した面々って共通の特徴があると思う。

私の在学中に高校の恩師がわざわざブルガリアに会いに来てくれたんだけど、その時にお前はどこにいても変わらないな、って言われたんだよね。

まさにそれだと思っていて。

ストレート卒業組は、海外にいようが、ああ、この人は日本でもこんな感じの性格とか生活をしてるんだろうなって思えるような人達ばかりだった。


マイペース

忍耐があってストレスに強い

故に自分が揺るがない



在学中、英語がペラペラで勉強の出来る日本人の友人達を見て、自分なんかと劣等感の塊だったけど、結局そこじゃなかったんだよな。

だから、これから医学部留学する人も、留学してる人も、そんな事気にする必要ないと思うよ。

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