洗濯に棲む魔物
あさぎさんは、
と、よく言っている。
このゼロヒャクの罠にハマっている人が、結構多いと思う。かくいう私も、日本代表レベルで
ゼロヒャクの世界を生きてきた。
✔やるんだったら、完璧にやりたい
✔中途半端なのは気持ち悪い
✔すごいって言われたい
✔時間??ないですよ、そんなもん
✔イライラ?? してますけど。
それがなにか???
やがて抱えきれなくなり、
100%完璧をキープできなくなると、
やる気を失うのだ。
こんな面倒なゼロヒャク空回り女と、
誰も一緒にいたくない。
自分自身ですら、自分の生き様に
疲れ果てていたくらいだ。
そんな私が、あさぎさんの欲望全開講座2023を初めて受講したのが、1年ちょっと前。
手帳を使いながら、重要度低めのタスクを手放し、余白を好きなことに使って、大事な欲望を叶えようという、すごい講座なのだ。
しかし、壮絶なゼロヒャク野郎である私は、さっそく行き詰まってしまうのである。
「洗濯を辞めたい。でも完全に辞めたら、3日でクリーンな服が尽きるし、やっぱり無理だわ。」
でも、ここで思い出したいのが、冒頭のあさぎさんの一言。
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「洗濯」を一つに括って、ゼロかヒャクか、つまり、「全くやらないか」or「全部やるか」で考えるなんて、乱暴な話。
家事を細分化して、その一つひとつのステップを見て、自分はどこを手放せるのか日々向き合うこと。
この積み重ねこそが、ちゃん卒。
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わかったよ、あさぎさん✨✨✨
私は、言われたとおりに洗濯を細分化した。
そして、発見してしまった。
洗濯に棲む魔物を。
□洗濯機に入れる →やじゃない
□洗濯機を回す →やじゃない
□洗濯機から出す →やじゃない
□服を干す →やじゃない
□ズボンを干す →やじゃない
□靴下を干す →発狂
□ハンカチを干す →発狂
□年中さんの
ブリーフを干す →発狂
□バスタオルを干す →やじゃない
□洗濯物を取り込む →やじゃない
・・・・・
私は、小さなアイテムを洗濯ばさみで挟む行為が、大嫌いだったのだ。
誰かに同意を求めるなんて、どうかしているかもしれないが、ちょっと考えてみて欲しい。
ジーンズも、靴下1足も、干すのにかかる時間は、同じ7秒。せっかく7秒も使うのなら、せめてジーンズくらい盛大に乾いてほしいのが、人の心だ。
「かーーー!今日は、よく乾いたなーーー」
って、思いたいのだ。
一方、靴下や、年中さんのブリーフといった小物どもはどうか。可愛い見た目をしているが、絶対にだまされてはいけない。奴らは、極小面積で群れをなし、「わたしはここよ、さあ、わたしの双子の妹はどこかしら・・」と人間を錯乱させ、気づかぬうちに大切な時間を溶かす。しかもちょろっと乾くだけなのだ。
ストライプ柄でおしゃれなフリなんかして、
こしゃくな奴め!
ついに見つけたぞ、この悪魔!!!
小さな靴下を時間をかけて干すくらいだったら、その7秒を、私はもっと素敵なことに使いたい。
コーヒーを一口飲んだり、
ぼーっとしたり、
あと忘れっぽいから、落ち着いて今日の予定だって、確認しておきたいのだ。
だから私は、そんなちっちゃい面積で、一丁前に7秒も要求してくる輩に、絶対に関わってはいけないのだ。
そのことに気づいてから、私は、どんなに晴れていようとも、小さな小物は、全部まとめて乾燥機に入れている。それだけで、まず発狂しなくて済むし、洗濯干しや取り込みにかかる時間も、以前の三分の一くらいになった。
ゼロヒャクの盲目な自分のままでは、魔物を見つけることはできない。
「私も奴らを見つけて斬りたいです!!!!」
という、そこのあなた!
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