敗北論
明確に何かに負けた、という経験は無い。ただ、それはその時に自分の中で正当化できてしまっただけで、後から振り返ると負けだったと思うことは一個だけある。
その敗北の余波は未だに続いていると言わざるを得ず、今考えるとだが、あの時は引くべきではなかった。
ただ、振り返ると、敗北に近い経験を他にもしたことがある。それは、のちに理想的な形で挽回できた。最初の失敗が少し影を落としたところもあったが、それも今ではあまり関係なくなっている。
だから、敗北はのちに乗り越えることができる。一度目の敗北を挽回した後、とても良いことがあった。今回も乗り越えて、その先の良い景色を見に行く。