売る気

なんとしても多くの人に見てもらいたいと思わなきゃ見てもらおうとできない。努力できない。やる気がなければ努力できない。果実だけ追い求めるなんてことは人にはできない。内からの衝動がなければ何もできない。
ルーティンをこなせるのは背後に事情があるんだと思う。何か企みがあって、頼みにしてることがあるからルーティンできる。
何もなければ書くこともない。何も思わなければ。
言わなきゃいけないことがなけりゃ何も言わない。何もいう気にならない。何も言う必要がない。言葉は異常だ。何か事情があるんだろう。
自分が言わなきゃならないことがあるならそこから何かが始まる。絶対に始まる。始まらざるを得ない。でもそのためには何か異常な出来事が必要だ。
頭で理解して言わなきゃいけないことは楽だ。すぐに言える。すぐに言えるから生態系ができやすい。そこに人は集まりやすい。それはそれでありがたいことだ。
そうではないことは大変だ。そんなに言いたいことなんてない。そんなには。ある時言いたかったとしてもすぐに忘れる。だからその時言うしかない。
主張を繰り返し、同じ主張を何度も何度も繰り返し伝えるのが一番簡単な商売なのかもしれない。それは社会的必然から導き出せる。じゃあ自分にとっての必然は？そう簡単ではないが、少しやれば見つかる。見つかりそうな気がする。
大した情報じゃないなら伝える意味ない。というか伝わらない。誰も求めない。そこに丁寧さを発揮しても無駄だ。何も意味ない。そこじゃない頑張りどころは。
本物の情報じゃないと、情報で勝ちたいならそうじゃないと意味ない。勝てない。それは行動の賜というか、出来事の賜。普通じゃないこと。
性に関して今言えることないでしょう。そこは修行だと思う。そんな段階じゃない。それはごまかせない。人は集まらない。できる主張もないと思う。伝わらないと思う。今のままじゃ。
だから、ボヤボヤと生み出すしかない。そこには種が必要。これはそんな大したモノじゃなくていい。いや、それでいて実は大したモノである必要がある。そこから何か生み出せる。

Twitterは好きじゃない。というか、SNSプラットフォームごときを好きだとか愛着があるとか、そんなことを思う感性を疑う。玄人主義的なところがあるのか、ネットで自由にアップできるコンテンツに価値があるはずないだろというのがデフォルトの感覚。そこは2000年代に子供時代を過ごしてエンタメを享受した影響なのかもしれない。だからネットへの疑いは常にあって、ネットへの関わり方は常に話半分という感じなのだ。
だからTwitterがどう変わろうが良いし、むしろ嫌われてるということは正義なんだろうなと思う。イーロンマスクは何をするかわからない。すぐにゲームのセーブデータを消してはじめからやりたくなる小学校時代の僕みたいなもんだ。でもそれだけだ。悪い奴じゃない。
今のネットとか旧メディアの記者たちのマスク憎しはなんなんだろうな。既得権破壊すると思って怯えてるのか。それならそれで良いと思うんだけど。

下手するとTwitterが動画プラットフォームの覇権を握るかもしれない。と思う。多分タイムラインの滑りやすさが大事なんでしょ。スマホは。楽に流れ、易きに流れるから。

そうそう何もないけど、でも自分の中でぐるぐる回り続ける本当の意味で解決不能のテーマがあるんでしょ？そこなんだろうなぁ。

革命という言葉は多義的過ぎる。特に接頭辞にいくらでもつけられるから意味がどんどん変わる。ふわふわ革命とか、さらさら革命とかでも良い。
逆転っていうのは負けから始まるから可能。そんなん意味あんのかと思うけど、やっぱりある。のだと思う。
クライマックスっていうのは、葛藤があってこそ可能になる。葛藤なきクライマックスは存在しない。
やっぱり、世の中の人間を敵だと思ってる。クライマックスを突きつけたがるのはそういうことなんだろう。戦いの決め手にしたがってるんだろうな。最後に爆発するみたいな。
希望と無関係にどんどん進む感じが良いんだよな。置いてけぼりにする感じが。はるか先の方に行って戯れてしまう感じが。それは革命と関係あるのかな。
電車。電車は繰り返し走るからワイルドじゃない。じゃあ道路を走る車はワイルドか？滑稽にも程がある。電車は、そう。こっちに関係なく運行するのよ。確かに、そうだ。あらかじめ決められたダイヤを実行する。エクセキュートする。その突き放し方。
乗客はいる。過疎地ではない。都市部の電車だからホームには常に誰かいる。だから電車は常に誰かを突き放している。乗れた乗客と乗れなかった乗客。各駅しか停まらない駅と快速も止まる駅。
だから、ドラマも演劇も突き放す。台本をエクセキュートする。それが人の想いを踏みにじるとしても。関係なく進行するだけ。そこに傷つけてやろうとか余計な意志はない。あったらザコ。ないから圧倒される。電車みたいな芝居。