退院しました
10日間の入院、そして手術を終え、昨日退院しました。
手術をした結果、僕の病気は「骨巨細胞腫」という病気でした。発生した腫瘍が骨を溶かしていく病気で、ほんのわずかの確率ですが他の骨や肺に転移があるらしいです。
再来週に転移がないか検査しますが、とりあえず腫瘍を取り除いたので一安心です。
僕の左足かかと骨は、中が腫瘍で溶けきり今にも外に漏れそうな状態でした。レントゲン写真を見せてもらった時は、骨がまるでシュークリームのようでした。
今回の手術は、シュークリームのようになった骨の中から腫瘍をとりだし、後々骨にすり替わる人工骨で中を補填し、腰にある腸骨から少し頂戴して手術であけた骨の穴に蓋をするというものでした。
全身麻酔に尿道カテーテル、術後の痛みと熱、つらいことはありましたが、なんとか元気に退院することができました。
入院中に寮の先輩、同期、後輩に、アルバイト先の店長一家のお見舞いのほか、疎遠になっていた中学の友人に、以前お世話になった京都の米農家さんからも連絡が来ました。自分では交友関係、人脈が狭く浅いと思っていたのですが、いろんな人にお世話になっているんだと感じました。そのこと知ることができた意味では、今回病気になってよかったです。
人工骨が骨になって定着するまでの3カ月はかかとを着けて歩けないので松葉杖生活です。バイトも遠くに遊びに行くことができません。何もすることができなくなった3カ月、なんかしらステップアップできることしたいと思います。
渡辺 光
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?