甘柑荘 端午の節句の呈茶席
甘柑荘での端午の節句の呈茶席が終了いたしました。
皐月の青空のもと、地元のお祭りの日でもあるため時折祭囃子の聞こえるまことに風情のある環境での茶席となりました。
お茶人のかたのご来席も多数あり、お茶談義が盛り上がる一方で三淵忠彦氏と三淵家の歴史にもみなさま大変興味をお持ちになり、建物を熱心に鑑賞されておりました。
茶の湯の暦では初風炉の時期ですので、爽やかさを感じられるような薩摩焼の瓶掛けに竹の結界を設えてみました。
菓子は小田原で有名和菓子店の餡を作る鈴木製餡所と小田原百貨店のコラボ商品の餡ドーナツで和洋折衷の味覚となりました。
甘柑荘ではこれから主屋の後ろにある果樹園の梅のみが実り梅仕事の季節を迎えます。
次回開催は秋の予定です。