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使ってない?【お伺いさせて頂きます】はNG!!やりがち敬語10選

こんにちは。
昨日の企業研修でも敬語について取り上げたのですが、指摘した敬語を

みーーーんな使ってたので

これはいかん。と思いましたよ本当に。

まず、敬語には3種類、、、など基本的なことは今度書くとして。

NG敬語たちを並べていきますので、自分が使ってしまっていないか、ご確認を。

NG集

その1
お伺いさせていただきます

その2
本日は休みをいただいております

その3
とんでもございません

その4
本日中にお送りさせていただきます

その5
拝見させていただきました

その6
拝見いたしましたか?

その7
お名前を頂戴してもよろしいですか?

その8
あちらで伺ってください

その9
〇〇担当をさせていただいております、〇〇(名前)と申します

その10
大変参考になりました!

あ〜〜もっと言いたいけども一旦はここまで。

これ、全部NGですよ

昨日の研修でも特に使っていると多かった敬語たちです。

正しく言えますか?
言えてなかった方に早く直してもらうため、ちゃっちゃと正解と解説をお伝えしますね(笑)

その1
お伺いさせていただきます
→伺います

【伺う】が謙譲語になりますので、「お」も不要です。
こんなにシンプルでいいんですよ。
噛まなくて済みますね。

その2
本日はお休みをいただいております
→本日は休みをとっております

電話口や受付などでよく聞きますね。
話相手に敬意を示してるようで、違う。会社に対して「いただいてる」と敬意を表してることになります。

その3
とんでもございません
→とんでもないことです。
→とんでもないことでございます。

これもよく耳にします。
【とんでもない】が1つの単語ですので、勝手に単語を変えないでくださいね。

その4
本日中にお送りさせていただきます
→本日中にお送り致します。
→本日中に送付致します。

→本日中に郵送致します。

「させていただく」を多用しがちな方は注意。
別のノートでも詳しく書きますが、「させていただく」という表現が使える場面は3つです。
相手の許可が必要なとき
相手に喜ばしいことやメリットが生まれるとき
自分にとってとても光栄なとき

自分の「する」という行動には「する」の謙譲語である「致す」を使いましょう。

その5
拝見させていただきました
→拝見しました

「拝見する」は「見る」の謙譲語です。さらに丁寧に「する」を「致す」に変えて「拝見致しました」と言う方もいますが、「致す」も謙譲語で二重敬語になるので注意。

その6
拝見いたしましたか?
→ご覧になりましたか?
→ご覧いただけましたか?

「拝見する」は「見る」の謙譲語です。つまり、自分のことにしか使えません。決して、相手の行動に使わないように。
「見る」の尊敬語は「ご覧になる」です。

その7
お名前を頂戴してもよろしいですか?
→お名前をお聞かせいただけますか?
→お名前を伺ってもよろしいですか?

これもよく耳にしますね。名前は頂戴できない、人にあげられるものではないと覚えておくと使わなくなります。
「お名前をお聞かせください」などもOKです。
名前を尋ねる言い方に変えましょう。

その8
あちらで伺ってください
→あちらでお尋ねください
→あちらでお聞きください
→あちらでご質問ください

「伺う」は謙譲語です。つまり、自分の行動にしか使えません。
相手の「聞く」という行為に対して使っては失礼になりますので注意。

その9
〇〇を担当させていただいております、〇〇(名前)と申します
→〇〇を担当しております、〇〇(名前)と申します。

これも「させていただく」を多用しがちな方に多い表現。この会話で会社に敬意を表す必要はありません。
多用してしまうと、文も長くなり、相手に伝わりづらくなりますのでシンプルに。

その10
大変参考になりました!
→大変勉強になりました!

「参考」とは自分の考えの「足し」にするということ。
「あなたの話が、私の思考の足しになりましたよ」と言ってるのです。何とも上から目線です。

自分にとって「新しく勉強になった」と伝える方が相手も気持ちがいいですね。
相手に対して、「ご参考ください」や「ご参考までに」と伝えるのは「私の話があなたの思考の足しになると幸いです」の意味となるのでOKです。

丁寧にしなきゃ!という気持ちは伝わりますが、変な敬語や逆に失礼な敬語を使ってしまっては勿体ない!

また10個くらいで1つのノートにまとめていきますね。

変な敬語が減ると、回りくどくなく相手に伝えたいことが伝わりやすくなります。しかも敬意をもって。

本日は以上です☺️

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