「キャロル&チューズデイ」感想 #6
前回10人を相手にパフォーマンスをしたキャロルとチューズデイの両名ですが、何と今度はサイドニアフェスというキャパ10万人の野外フェスに補欠としてブッキングされることに!まだライブ自体1回しかやった事なく舞台度胸も無いまま10万人を相手にするなんて何とまあ大出世じゃないか!!・・・なーんて上手い話があるわけありませんでした・・・。
お騒がせバンド、というかお騒がせ人物であるオメガのヨシュアがボイコットの常習犯という事でブッキングされることになった2人。本番当日にヨシュアが姿を現すも手の甲をけがしている辺りやはり何かやらかして来た模様。よくこの人活動続けてこられたな・・・。それでいざ本番になっても出てこられる状態じゃないのでキャロルとチューズデイが出演することに。チューズデイが間違えて酒を飲むというハプニングがありながらも(酒とは言ってなかったけどヨシュアについての会話でちらっと言っていたのでそうでしょう。ほら、アニメでも未成年が飲酒するといろんな方面がうるさいから・・・)酒の力で勢いがついてステージに立ちます。しかし、オメガ目当ての客でごった返したステージでは当然2人を歓迎せず、パフォーマンス中にも瓶やら缶やらを投げる始末。ここだけでもひどい仕打ちですが更に追い打ちをかけるように強引にステージの演出を切り替えてオメガを出します。ヨシュアが奇声を上げただけでしたのでちゃんと歌ったかどうかは分かりませんが、これはあまりにもひどい・・・。
客席からブーイングが出るところしか共通点がありませんが・・・。
流石にこのような屈辱的なライブをさせられさぞ落ち込むことかと思っていたところに人気歌手のクリスタルが登場。彼女たちを励ましその場を去ると、2人はクリスタルに話しかけられただの抱きしめられただの大喜び。まあこれだけが唯一の救いか・・・。これで心折れずに次に繋げられるでしょうか。
今回ツイッターで公開されたのはスキップとクリスタルのライブシーン。スキップも見た目は怖いですが、繊細なベースから始まるバラード調の曲。歌声も高く甘く、安元洋貴さんの声からこの歌声だとギャップが凄いですね。そしてオーディエンスがどういう感情の顔なのかよくわからないですね。悪くはないけど興味はないみたいな何とも捉えにくい表情をしています。そしてクリスタルのパフォーマンスになると生気を取り戻したかのように活き活きしています。知名度とか人気の差が分からされます。
まあ毎回ライブ大成功!なんてそんな上手くはいきませんよね。むしろ挫折を繰り返して成長していく姿を見ていくのが醍醐味でしょう。何せそれが「奇跡の7分間」に繋がるんですから。一体それが何なのか。彼女らの成長とともにその過程をこれからも楽しみに見ていきます。
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