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マーケターchan_misaの沼落ち体験 - #ラウール の場合 -

“沼落ちブログ”を書くにあたって独自性を出したい欲が出てきたので笑、私が沼に落ちていく過程を私の属性の一つである「マーケター」視点の考え方で整理してみました🤔
軸になるのは、パーチェスファネル(purchase funnel)という考え方。
まずはその考え方の説明から始めたいと思いますので、ご興味ない方は以下の目次から飛ばしてください!

パーチェスファネルとは?

マーケティングの考え方のひとつで、消費者がブランドや商品を認知してから購入する心理過程を図化したもの。
パーチェス=購入、ファネル=漏斗(ろうと)の意味。
過程が進むにつれ、どんどん分母が小さくなる様を図にすると漏斗(ろうと)に似た形になるため、この名前がついています。
入口が大きく中がどんどん小さくなっていく過程は、入った側からするとまるで蟻地獄のよう🐜
まさに“沼落ち”そのもの。笑
色々な解釈があるので、ご興味がある方は「パーチェスファネル」「コンシューマージャーニー」「購買心理」みたいなキーワードで調べてみてください😌
ちなみにマーケティングにおいてはこのパーチェスファネルはあくまでも入口に近い部分の話で、この先にも「Repeat(継続)」「Relation(繋がり)」などと続いていきます。
それぞれの過程ごとの気持ちに寄り添ったマーケティング活動が必須ということです。(仕事脳)


0. Introduction - 前置き

いきなりパーチェスファネルとは関係ない話から始めます。笑
これは、Snow Manに出会う前のこと。
上司とお仕事仲間のクリエイターさんと飲んでいる時に「カリスマ」の話になりました。
性別や年齢問わず、ここ最近「カリスマ」と呼ばれる人がいないよね、そろそろ大きなカルチャーチェンジを起こして時代を牽引するカリスマが現れて欲しいよね、みたいな無責任な飲みの席での会話でした。
開放的なテラス席で美味しいお酒とご飯、2019年・コロナ前の日常でもあった、夏の夜の記憶🥂
それっきりそのことは忘れていました。


1. Awareness - 認知

ここからパーチェスファネルに入ります。
まず、私がSnow Manとラウールくんをどこで認知したか?の話。
私は元々ジャニーズへの好意度はそれなりに持っていましたが、それはあくまでもデビューしている=テレビでよく見る方たちだけでした。
ジャニーズJr.に関しては知識がほとんどなく、どんなグループがいるのかすら知らない状態。
なのになぜか、Snow Manの名前は知っていました。
なぜだろう?とすっっごい頑張って記憶を掘り起こしてみたところ、タッキーがきっかけでした☺️
どの番組だったかは記憶にないのですが、複数の番組でジャニーズのタレントさん(多分嵐やTOKIOだったような…)がジャニーさんの誕生日会のエピソードを話していたんですよね。
そこにタッキーの名前とともに出てきたのが、ジャニーズJr.のSnow Manの名前。
そのエピソードから、顔や人数は知らないもののSnow Man=しっかり者のタッキー(私のイメージ)が信頼しているジャニーズJr.のお兄さんグループ、という印象が心のどこかに残ったのだと思います。
今思えば、ですけどね。

次にもうちょっとちゃんと認知したのは、Snow Manが6人から9人になるというネットニュース。
元々、タッキーがアイドルをご勇退された後、ジャニーズにどのような変化が起こるのかに興味を持っていて、ここでもタッキーがきっかけとなってこのニュースを開いてみたのだと思います。
このタイミングで初めてラウールくんを認知します。
ニュースを見て私が違和感を持ったのは、15歳という年齢と「ラウール」という名前。
先述の通りSnow ManはジャニーズJr.の中でもお兄さんグループという認識があったので、中学生でしかもハーフ?らしい子が入るんだ、ということに違和感を感じて、どれだけ大人っぽい子なんだろう、という興味本位で「ラウール ジャニーズ」で検索してみました🔍
出てきた写真を見た感想は「え、子ども!?!?」。笑
スターを発掘する方たちの審美眼はわからん…という大きな疑問だけが残った感じでしたが、特にそれ以上何かを深堀ることもなく月日は過ぎていきました。


2. Interest - 好意

そして私のファネルが次のステップへと進んだのが、Snow Manが音楽番組でD.D.を披露している姿をたまたま見た時でした。
ジャニーズから新しいグループがデビューするということはどこかから知っていたものの、その時の記憶は全くなかったので特に興味を持っていなかったんだと思います。
で、その音楽番組でD.D.を披露する直前のトークパートであれ?あれ?と違和感を感じました。
見た目と話し方のギャップなのか、それとも“あの時のあのネットニュースで見た15歳のラウールくん”と記憶がつながったのかは定かではないのですが、その違和感は強く印象に残っています🤔
その違和感を抱えたままD.D.が始まって、ある瞬間からラウールくんのパフォーマンスに釘付けになりました。
Snow Man全体で見た時に曲調も今までのジャニーズのイメージと違ってかっこいい、ダンスも超激しくてかっこいい、スラっとスタイルが良くてかっこいい、歌声も落ち着いていてかっこいい、で、このセンターの人は一体何!?みたいな感じ。
何がすごいのかはわかんないけど、何かがとんでもなくすごいことはわかる。
とにかくパフォーマンスの引力がすごくて、目が離せない。
こんな人がジャニーズにいるんだ…ていうか本当にあの時の15歳の子どもなの…?次の瞬間めちゃくちゃ大人になってるじゃん…今は他のメンバーとの年齢ギャップを感じない…タッキーの審美眼すごい…!という気持ちでした。
ここからは、好意を持ってSnow Manをチェックするようになります☺️


3. Consideration - 比較検討

その後は、番組を録画したりして追いかけるほどではないけど、たまたまテレビに出ていたら好意的に見るという感じ。
その度に徐々に好意度が高まって、興味を深めているけどまだ沼落ちとは程遠い…という段階ですね🤔
カウコンも元旦のバラエティもふわっと見たような記憶が残っています。
あとはYouTubeのdance practice。

ダンスの知識がないからやっぱり何がすごいのかはわからないけど、めちゃくちゃスピード感があるのに一つひとつの動作がとんでもなく美しかったんですよね。

これが華ってことか!やっぱりこのラウールくんという人はすごい!と思って、居酒屋でダンスをやっている友人に半ば無理やりYouTubeを見せたりしていました。
ふーーーーーん、みたいな反応だったんだけど笑、どこかのタイミングで「あ、うん、うまいわ。すごいわ。」というコメントをもらって、めちゃくちゃドヤったのを鮮明に覚えています🥰笑

あと私、なぜかは覚えていないけどデビュー日の9時間生配信をどこかで知って、たまたま始まってすぐのタイミングからリアルタイムで見ていたんですよね。
何が起こるわけじゃないけどすごく楽しくて、みんな仲良しでいいなーと思って見ていたような記憶。
あと、ここで初めてメンバーだけと話しているラウールくんを見て、全然思ってたイメージと違うなって思いました。
すごく年相応なかわいさがあるし、距離が近い。笑
ジャニーズの距離感に慣れていない私は、それが結構驚きでした。
あと、アーカイブ残らないって知らなかったので途中数時間昼寝で離脱しました🥺笑


4. Action - 行動

ここからが本題✨
多くのラウ担さんがそうであるように、私の沼落ちのきっかけはDiorの広告でした💄

このスペシャルムービーを見始めて、サビとともにラウールくんが躍り出した瞬間…本当に衝撃が走ったんですよね。
何度も何度も繰り返し見て思ったことは、「見つけた…!」という気持ち。
あの夏の夜に、飲みながら話していた「カリスマ」を見つけたんです✨
ジャニーズのアイドルという古き良きカテゴリの中で、このジェンダーレスな見た目、抜群のパフォーマンスセンス、まだ16歳という年齢の可能性、きっとラウールくんが次世代のカリスマになって、大きなカルチャーチェンジを起こすんだ!と確信しました。

私はマーケターという仕事をしているので、ただおしゃれでかっこいいダンスだったらここまで思っていなかったと思うんです。
私が感動したのは、ラウールくんがこの広告の役割とブランドの世界観を直感的に理解した上でこの表現をしていると思ったから。
指示されたのか自分で考えたのかはその時点ではわからなかったけど、どちらだとしてもそうでなければ説明がつかないような仕草、表情、角度、どれをとっても最高でした✨
その後、ラウールくんオリジナルのしかも即興のダンスが含まれていると聞いて確信を得ました。
ラウールくんはやっぱり、きっと全部理解した上で表現してる、広告撮影本番でそのディレクションを聞いたとしても、そのわずかな時間でこの理解度、感度の高さとセンスはただ者じゃない!って思いました☺️

実は後日談として、同じようなことがDior本国が運営しているインスタでも言及されています。
ここでそのインスタのpostを紹介したかったのですが…まさか…まさかのアカウントごと消えていました…大ショック🤯
当時は@diormakeupというアカウントがあったのですが、それが消えている代わりに今は@diorbeautyというアカウントがあり、過去の投稿も引き継がれていないようです。
ほんとショック🤯
具体的な投稿日は覚えていないけど、その投稿がpostされたのはヨーロッパでコロナの感染が拡大し、ロックダウンなどが行われていた時期。
「ここで世界を旅してみましょう~※1」みたいな出だしで始まったその投稿は、ラウールくんのスペシャルムービーとともにこう続きます。
「ライジングスター・ラウールはDior Addictの輝きを完璧に体現している※2」
※1…私の記憶を元にしたニュアンスの日本語訳です
※2…この話をTwitterに投稿した時(2020年9月3日)に、Dior社のインスタを見ながら私が書いた日本語訳です

※9/23 25:15追記
このnoteを読んでくださった方から、当時Dior社のインスタに投稿されていた内容を送っていただいたのでテキストのみ追記しておきます!
ありがとうございます😭

Get ready for a virtual travel to Japan and dance with rising star Raul (Snow Man). He perfectly embodies the shine of Dior Addict in this special film created by @ELLE JAPAN. Ready to shine like a star?
Dior Makeupのインスタグラム(@diormakeup)より
- 4月3日 01時11分

このpostを見た時、本当に本当に感動したんです。(語彙力ゼロ笑)
まず、外資系ブランドにとって本国が作るクリエイティブというのは絶対的な存在。
ブランドによって温度感は違うけど、本国以外で企画するものは基本的に全て傍流。
インスタのフィードはブランドの世界観を伝える大切な場所。
それまで、本国以外のクリエイティブがpostされた形跡は私が見る限りなかったんです。
それなのに、いきなりラウールくんのスペシャルムービーがDior本国のインスタpostに現れた時の私の興奮、伝わりますか?(伝われ…!)
すごい!すごい!しかも“体現”って言われてる!そう、彼は“ブランドを体で現している”!
言葉も通じない本国の方に、ラウールくんのパフォーマンスひとつできちんとその意図が伝わって評価されている…!
こんな話聞いたことない!すごすぎるー!!!

ラウ担さんはご存知かもしれませんが、この後何かの雑誌でラウールくんが「あの動画がDior本社で好評だったらしい♪」みたいなテンションで話していたのを見て、私は「おいっっっっっっっっっっ!!!!!!」とつっ込みたい気持ちでいっぱいでした🥺笑
ラウールくんが思ってるより、もっともっともっともっとすごいことなんだよー!と言ってあげたかった。
いつか世界に出た時に、実感として知ってもらえたらいいな😌

これが私の沼落ち体験です。
この時に感じた鮮烈(©︎anan)な気持ちは、これからもずっと残ると思います。
ラウールくんのすごいところは、常に今が最高なところ。
彼のパフォーマンスを見ていて、あの時の方が良かったな…という気持ちになることが本当にないんですよね。
これ以上がある!?って思うぐらいのクオリティに感動しても、その次は絶対にそれを超えてくる✨
そんなラウールくんを見つけて、信じて、応援できていることをもはや自分の誇りに感じています。
この先ももっともっとすごくなる。
一日でも長く、その歩みを見ていたいなって思っています🥰

ここまでで4,981文字。
もう推敲しないで、このままアップしようと思います!
お付き合いいただきありがとうございました😊
良かったら感想お待ちしています♡