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ロードトゥハッピーホリデーを読んで~諦めず考察し続けよう~
こんにちは、ちゃんまるです。
ロードトゥハッピーホリデーを読みました。
個人的に出されたコミュに注文をつけても仕方ないので精一杯次につながる解釈をしようと思います。
では、今回も気になった各アイドルのポイントと今後の展望について自分なりにまとめていきます。
小糸
線たちの12月の同時期のこと、と考えると小糸の言動はまだイメージと一致できますね。
今回この役割を小糸に担わせてくれたのは担当としては嬉しかった。ただ周りに怯えるだけでなく、小糸の聡い部分が活きる場面が随所でみられました。
雛菜
よかったですね。
自分だけに依らないしあわせの在り方を見つめ直し始めた雛菜の一面が見えました。
特に今年に入ってからの雛菜のしあわせ論は結構細かくアップデートされているので今回の雛菜に新鮮味を感じたら一度雛菜のコミュを振り返ってみると新しい発見があるかもしれません。
また、小糸が今回のメンバーに関わるための導線としてもよく機能していたと思います。
そこに雛菜がいるというだけで小糸にとっては留まるための力になっていたことでしょう。
恋鐘
こういうとこだよ、結華が憧れるのは。
小糸との明確な共演はMADE以来でしょうか。
いつもと変わらない調子で、気取らず、気負わず、小糸にとっても最高の1日になって欲しいと言う。
恋鐘のスタイルは小糸にとって苦手に感じる部分があったと思います。かといって、気遣われた対応をとってしまうとそれを敏感に感じ取られてしまいます。
恋鐘らしいフラットな明るさは、やはりある部分では小糸にはストレスを与えた部分あったかもしれませんが、確かに心に届いたものがありそうでした。そしてそれは、タクシーを降りて駆け出したり、予備のコントローラーを探しに走る動力源となりました。
結華
我儘の影響で夏葉とのコンビいいなぁ…の感情しかでてきませんでした。越境に結華がいると締まったテンポとコミカルさが同時に担保されるのでいいですね。
夏葉
キャロル組なので小糸との直接的な絡みに期待していましたが、今回は恋鐘に譲る形になりました。でも、随所で小糸を気にかける描写がありましたね。
メンタル的な方向性としては個人的に夏葉のほうが小糸にフィットすると思っていますが、逆に少し合わなそうな恋鐘に託したのは、小糸に次のステップに進ませるための負荷と考えるとよかったのかもしれません。
また、だぶるはのイベントの成功を願う夏葉のまっすぐな気持ちはそれを見ていた小糸にも届いていました。
まとめ
今回のイベントは新人アイドルのだぶるはを283プロの先輩たちが陰ながらサポートするという構図のお話でした。
結果としては「283プロのあいをだぶるはに与えた」形になり、だぶるははお礼としてケーキを作ってそれに応えました。
心暖まるストーリーで、今後283プロの一員として輝いていくだぶるはに期待が高まりますね……ということで筆を置きたいところですが残念ながらそうもいきません。
この心暖まるストーリーをこのタイミングで持ってきた意味を考えなければなりません。
考えたいのはバイ•スパイラルとの対比です。
バイ•スパイラルは「283プロがあいをもってルカを迎え入れようとした」お話でした。
しかしながら、ルカがそのあいを受け入れることはありませんでした。
ロードトゥ•ハッピーホリデーもまた、「283プロがあいをもってだぶるはを迎え入れようとした」お話でした。だぶるははそのあいを受け入れたように見えます。受け入れたように見えます。
言うまでもなく、ルカとだぶるはは今後まもなくコメティックとしてユニットを結成します。
「283プロのあいを受け取っただぶるは」を額面通りにとらえると、ルカがそれを良しとするとは到底思えません。
ユニット結成に向けて枷ができてしまったようにも思えます。
ただ、今回のイベントにおいてだぶるは側の心理的描写はあまり描かれておりません。
てがかりとなるのははるきの「もっと大きな魔法にかけられちゃってるのかもしれない」という発言です。魔法というキーワードはバイ•スパイラルで甜花が遊んでいた「ライトアンドダークネス」に出てくる光の魔法使いと闇の魔法使いを想起させます。
はるきの発言は光の魔法使い=283プロのあいを受けた、と受け取れます。
実際今回のイベント配布サポート【ヒイラギの窓辺に】にてお返しとしてケーキを作っています。
少なくともはるきはしっかり283のあいを受け取ったと私は解釈しています。
問題は羽那。
上記のはるきの発言に対してピンときていない感じがありました。
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また、お返しにケーキを作ったことに対しても邪推してしまいます。
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サンドイッチぐらいなら頑張って作れるぐらいの料理の腕前で自らケーキを作ることを提案したとは思えません。これははるきが提案したと見るべきでしょう。
さらに、買い出しで夏葉と遭遇した際もはるきは目的を隠そうとしますが羽那はその意図を汲み取れていません。
…283プロのあいを額面通りに受け取れていない可能性、ないでしょうか。
闇の魔法使い=ルカが魔法をかける余地はまだ残っているように思えてきますね。
どうでしょう、次のコメティックイベントに向けて少し楽しみな要素がでてきませんか。
正直なところ、ここから100%納得の行く形でコメティック結成までの文脈を作りあげるのは難しいと感じています。
ですが、読み手としては今まで通りアイドルマスターシャイニーカラーズを信じることしかできません。
諦めず考察して発信していくこと、それが今の自分にできるシャニマスへのエールです。
頑張れ。
それでは、またいつか。