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お土産でバングラデシュのスパイスをいただきました♪ インドやバングラデシュで使われる基本のスパイスを紹介します!

こんばんは、Kome(@chankomeppy)です。

先日、一時帰国中のバングラデシュ在住の友人と会い、現地のスパイスをお土産としていただきました。

私も4月まではインドに住んでおり、コロナで一時帰国中です。インドから必要最低限のスパイスを持ってきたのですが、一時帰国がこんなにも長引くとは予想しておらず、スパイスのストックが底をついてしまいました。

スパイス枯渇中の私に、こんなにもたくさんのスパイスのお土産~~~

パッケージのベンガル語(バングラデシュの公用語)が私にとってはとても新鮮です!

バングラデシュとインドは、インド独立前はもともと同じ国に属していました(イギリス領インド帝国)。

1911年まで、イギリスのインド植民地支配の本拠地はベンガル州のカルカッタ(現コルカタ)にありました。そのベンガル州の東側が現在のバングラデシュです。インド独立後、東ベンガルはパキスタンに属し(東パキスタン)、1971年にパキスタンから独立してバングラデシュとなりました。

私の住むムンバイ(マハラシュトラ)とベンガル地方では食文化は大きく異なりますが、それでも料理に使うスパイスは基本的には同じ。インドで使うスパイスは、バングラデシュでも入手可能です。

私が欲しいスパイスを買ってきてもらえました!

ここで、今回いただいたスパイスを簡単に説明したいと思います。

ターメリック

ターメリックはインド亜大陸の料理にはなくてはならない、必須スパイス!どのご家庭の台所にも必ずあります。

パッケージにはベンガル語で「হলুদের গুঁড়া」(ターメリックの粉)と書かれています。ベンガル語ではহলুদ(Haluda ハ(フ)ルダ)と言うようです。ヒンディー語ではहल्दी(haldi ハルディー)です。やはり似ていますね。

ターメリックは体にとても良いスパイスです。今思いつくだけでも、こんなにもたくさんの効能があります。

① 殺菌・消毒作用
→風邪の予防 および 風邪をひいたときに。
② 抗炎症作用
→喉がイガイガするときに。
③ 血行促進作用
→冷え性やむくみに。
④ 消化促進作用
→胃腸の疲れに。
⑤ 止血作用
→出血したときに。

インドでは、風邪や体調不良・喉に違和感を感じるときに、ターメリックをぬるま湯に溶かしてうがいをしたり、ターメリックラテを飲んだりします。

ターメリックは、日本でもよく知られています。そう、「うこん」のことです。ウコンの力、などの商品があることからもお分かりの通り、飲みすぎで疲れた胃腸を癒してもくれるんです。

ターメリックは止血にも使えます。実際に、包丁で指を切ってしまったときに大活躍しました!

クミン

続きまして、クミンシード。これもターメリック同様、インド亜大陸の料理には必須のスパイスです。

スパイスカレーの独特なあの香りの犯人はクミンです!クミンのエスニックな香りは、人間のワキガのニオイにも似ていますw

パッケージには英語名でCuminと書かれています。ベンガル語ではজিরা(Jira ジーラー)ヒンディー語でもजीरा(Jeera ジーラー)、です。

消化を良くしたり、お通じを良くしたりする効能があるそうですが、インドでは毎食に必ずと言っていいほどクミンが含まれているので、健康の問題を解消するためにあえてクミンを摂取するというような人は私の周りにはいませんでした。

コリアンダーシード

コリアンダーとはパクチーのことです。パクチーというと緑色の茎や葉の独特な香りをイメージする方が多いかもしれませんが、パクチーの種は茎や葉とは異なる風味です。柑橘系のさっぱりスッキリとしたような香りです。

インド鍋のカダイパニールなんかを作るときに必要となるスパイスです。自分でスパイスをブレンドするときにも大活躍しますー。

パッケージにはベンガル語で「ধনিয়ার গুঁড়া」(コリアンダーの粉)と書かれています。ベンガル語ではধনিয়া(dhaniya)、ヒンディー語でもधनिया(dhaniya ダニヤー)です。

パプリカパウダー

唐辛子の仲間であるパプリカを粉末にしたものです。レッドチリペッパー(カイエンペッパー)パウダーのような色をしていますが、パプリカなので辛くありません!

辛いスパイスを使わずに料理に赤色を添えることができるので、あまり辛い物が得意ではない私にとってはかなり重宝するスパイスですw

パッケージには「পাপরিকা গুড়া」(パプリカの粉)と書かれています。バングラデシュでもインドでも、パプリカは外来の野菜なので「パプリカ」と呼ばれていますね。

チャートマサラ

チャートマサラとは、スナックや軽食にかける「マサラ塩」のようなものです。

メインの食事に使うことはありませんが、小腹がすいたときに食べるようなものには、何に対しても使います!パッケージの写真にあるように、ゆでた豆にかけたり、フルーツにかけたり、フライドポテトにかけたり、使い道は無限大w マサラチャートをかけただけで、すべてのものがインド亜大陸感満載になります。

私は豆やトウモロコシにかけて食べるのが大好きです。フルーツにかけるというと驚かれる方がいますが、スイカに塩をかけるような感覚です、といえば皆さんご納得されますw

パッケージがアラビア語?またはウルドゥー語なので私には読めないのですが、Chaat(軽食)バングラデシュもインドも共通なんですね。

ホールスパイス

その他、お茶やホットワイン用にホールスパイスもいただきました。

私は作れませんが、インドムスリム(含パキスタンとバングラデシュ)料理、日本でも人気のある「ビリヤニ」を作るときにもこれらのスパイスを使用します。

日本でもなじみのあるスパイスかと思いますので説明は割愛します~。

さいごに

ターメリック粉、クミンシード、コリアンダー粉の3つのスパイスがあれば、スパイスカレーを作れるので、これでまたマサラ生活を送ることができます♥ 友人に感謝!

最後までお読みいただき有難うございました♪

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