ダウントンアビー イディオム拾い⑥
もはやどこのエピソードか解読できません。
on the (first) leg of the trip:旅の道中で
He's coming down tomorrow on the first leg of his trip to Tangiers.
(タンジールへの旅の途中で寄るそうです)
"leg"に、「(旅行・競技・活動の)一区切り、一行程」って意味がある。
いちどCAEのリスニングで出会ったことがあったものの(山登りスキーについて語るリスニングだった気がする)、”この競技には3つのlegがあって私のお気に入りは2nd leg”という話を、ちょっとオシャレに脚にたとえて工程を説明してるんだと思ってた。違いました。
この単語は、最近見てたRace Across The Worldではしょっちゅう出てきました。
copper-bottomed:どこから見ても確実な
A genuine, copper-bottomed marquess for Edith.
(本物の伯爵がイーディスと??)
"copper-bottomed guarantee"って言い方もあるみたい。
銅の鍋底は信頼できる、みたいな意味合いと理解。
be below the belt:=unfair
That's rather below the belt, even for you
(いくらお前でも卑怯だぞ)
有名なやつ。ボクシングでベルトの下を攻撃することはルール違反だったということに由来。
自殺未遂を図ったトーマスに対して、「パパがクビにしようとしたせいだ」と暗に言ったメアリーに対してロバートが言ったセリフ、「いまそれ言うなよ」って感じかな。私だったら"It is below the belt to say so now."って言いそう。
to lose someone to something:人を(コト・モノに)奪われる
So, are we to lose you to the groves of academe, Mr. Molesley?
(で、私たちはあなたを学問の森に奪われるのね)
デイジーの言い回しがオシャレ過ぎて理解できなかったセリフ。
groveはマングローブのグローブで、「植物の群生」みたいな意味。
"Oh, spare me!" やめてくれ、勘弁してくれ
"So, today's the big day?" "Oh, spare me."
これしょっちゅう出てくるけど知らなかった。spareで「取っておく、避けておく」ですね。
こういう表現たち、小説とか読んでて出会うと、まあなんとなく意味が想像できたりするんだけど、ドラマや映画で字幕無しでぱっと出てくるときは、ほぼ塊でゴニャゴニャッと差し込まれることが多く(”いらっしゃいませ”を”しゃーせー”と言ったり、”天気予報”を”てんきょほー”と言うイメージ)、知らなきゃ聞こえない&理解できないのよね。
洋画や海外ドラマを字幕無しで理解するのが一番難しいと思う。
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